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パナソニックのドルツ8年ぶりフル刷新 歯間を強力にケア
2025年7月30日 16:00
パナソニックは、「W音波振動ハブラシ スマート ドルツプレミアム EW-DT88」を9月上旬に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は48,500円前後。8年ぶりのフルモデルチェンジとなり、新たに「ドルツ プレミアム」というシリーズで展開する。
歯間ケアがよく磨けるように、新しい歯間フィットブラシとW音波振動の組み合わせによって歯間の歯垢除去力を同社従来比200%に向上したのが特徴。健康寿命とも関連する歯周病や虫歯予防が重視され、オーラルケアとともに美容意識の高まりで口元の美しさについても関心が高まっている中、プレミアムな最上位モデルとして開発された。
歯間ケアの重要性に関する認識は高いものの、従来のヘッドが大きい電動歯ブラシでは細かい箇所が磨きにくく、手磨きを併用する人も多かったという。
そこで新製品は歯周ポケットと歯ぐきケアの性能をアップさせ、ブラシの改良で歯のすき間まで入り込むようにした。
歯間の歯垢除去率を高めるため、W音波振動のうちリニア音波(ヨコ)は従来機EW-DT73と同じ31,000ストローク/分だが、フロス音波(タタキ)を20,000ストローク/分(従来機12,000)までアップ。その強さも3段階で調整可能になった。また、新開発の歯間フィットブラシの先端が歯間へ入り込んで歯垢をかき出し、小刻みで立体的な2つの動きを同時に発生。手磨きにはできないブラッシングを実現するという。
新しい歯間フィットブラシは、30万通り以上の方向性があり、植毛方法などを含めて100パターン以上の試作を重ねたという。
ブラシを含む本体サイズは約2.4×2.6×23.3cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約95gに小型軽量化。これは小型で高性能な「フロスモーター」を新たに搭載したことで、本体のスリム化も実現。欧米人と比べて手の小さい日本人でも持ちやすく、狭い口内も磨きやすいデザインを追求した。
電動歯ブラシは、手磨きとは適切な動かし方が異なり、ゴシゴシと手を動かすのではなく、磨きすぎも防ぐ必要がある。
磨き角度、動かしすぎ防止、押しつけ防止、などをブラシ柄が光って知らせるブラッシングナビを搭載し、日々の効果的なブラッシングをサポート。
適した使い方をガイドするために光の色で、ブラシの角度や圧力、動かし方などを案内。ブラシの柄がしっかり光ることで、初めて使う人でも鏡を見ながら適切に磨きやすくなっている。
本体カラーはシルバーとスペースブラックの2種類。防水仕様はIPX7。充電は従来の浮かせるスタイルではなく、充電台の突起部分に挿して行なう。これは設置スペースの削減や、収納時の高さを抑えるために採用したもの。
バッテリーの使用時間は、WクリーンモードとWガムモード時が約11日間(約45分)、その他のモード時が約16日間(約66分)。充電時間は約7時間。6分クイックチャージ時の使用時間は約2分。