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新ルンバ登場、初めてのロボット掃除機にも適したi5+

ルンバ i5+

アイロボットジャパンは、ロボット掃除機「ルンバ i5+」を3月2日より発売する。価格は89,800円。

「ルンバ i5+」は、ルンバの中でも販売台数の多いi3シリーズの本体と、j7シリーズの自動ゴミ収集機であるクリーンベースを組み合わせた製品。ラインナップの中では、ルンバ j7/j7+とルンバ i2の中間に位置付けられる。

サブスクのロボットスマートプラン+でも販売し、「おためし1ヶ月コース」は4月4日10時より開始され、月額料金は1,980円。「あんしん継続コース」は3月2日開始で月額2,780円、4月3日23時59分までは初月0円で利用できる。

ルンバ i5+の使用例

ファブリック調でデザイン性の高い本体と、横長タイプで家具の下に置きやすい新クリーンベースが合わせて8万円台で購入できるため、ヤングファミリーや、これまでクリーンベースを使ったことがない人にも適するという。なお、i5+の発売に伴い、i3/i3+は販売を順次終了する。

ルンバ i5+本体

インテリアに合う置きやすいクリーンベース。パワフル吸引など機能豊富

ゴミ収集機のクリーンベースは、i3+など従来機の縦長から、横長タイプへと一新。細かい凹凸のある質感や、レザー調のプルタブなど、生活家電ぽさを感じさせない落ち着いたデザイン。高さが約15cm低くなり、人気のローファニチャーの下にも収まりやすくなっている。

背が低い横長デザインのクリーンベース
掃除後にゴミを自動収集

クリーンベース内には予備の紙パックを入れておくスペースを確保。これは、必要な時に交換用の紙パックが見つからないというユーザーの意見を受けて採用したもの。

交換用の紙パックを収納できるスペースを用意

価格を抑えながら、ルンバの高い掃除性能を実現するAeroForce 3段階クリーニングシステムや、リアクティブセンサー、ダートディテクトテクノロジーなどを搭載。

AeroForce 3段階クリーニングシステムにより、ゴミを浮かせてパワフルに吸引して微細なホコリや花粉をフィルターで除去。吸引力は、AeroVac搭載ルンバ 600シリーズ比で10倍(カーペット上の場合)に高めたパワーリフト吸引で、大きなゴミからハウスダスト、ペットの毛まで確実に集めるという。

カメラは非搭載ながらも、フロアトラッキングセンサーで移動距離や方向を把握しながら各部屋を移動して効率的に清掃。バッテリー残量が少なくなると自動で充電して中断したところから再開し、最後までやり終える。

清掃中の立ち往生を防ぐリアクティブセンサーも備え、奥が低くなっている家具の下など狭い場所へ進入してしまうのを防ぐ。ダートディテクトテクノロジーは、ゴミが特に多い場所を検知して、キレイになったと判断するまで集中的に掃除する機能。

本体のカラーは柔らかな印象のグレー。インテリアになじみ、主張しすぎないデザインとしている。指紋が付きにくく、ホコリも気にならないなど手入れの面にも配慮している。ダスト容器は水洗い可能。

アイロボット独自の「iRobot OS」を搭載。スマホのiRobot Homeアプリ経由で操作や状況の確認ができ、掃除する部屋の選択やスケジュール設定などのカスタマイズが行なえる。外出先からの清掃開始も可能で、清掃が完了するとスマホに通知が届き、清掃状況が分かる。2022年にチャイルドロックを追加するなど、機能のアップデートも続けている。

ユーザーごとに異なる清掃のルーティーンを学習することも可能。ライフスタイルに合わせた清掃スケジュールを、花粉の時期やペットの毛が抜け変わる時期などに合わせて提案する。Amazon AlexaやGoogle アシスタント、Siriショートカットの音声アシスタントにも対応する。

スケジュール設定
Amazon AlexaやGoogle アシスタント、Siriショートカットの音声アシスタントに対応

付属品は、クリーンベース、交換用紙パック1個、交換用フィルター1個、電源コード。

床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」との連携も可能。吸引掃除が終わるとすぐに拭き掃除がスタートするImprintリンクテクノロジーに対応する。アプリで設定すれば「ルンバでリビングとキッチンを掃除したあと、ブラーバでキッチンのみを水拭き」などといった設定も行なえる。

ブラーバ ジェット m6とも連携