ニュース
ハリオ、ワンカップで淹れられるコーヒーマグ
2023年3月2日 15:05
HARIOは、プラスチック使用量を約50%減らした素材を使用したコーヒー器具「BATONシリーズ」を発売する。「ワンカップコーヒーメーカー・BATON」「カフェオールドリッパー・BATON 01」「カフェオールドリッパー・BATON 02」の3種類をラインナップ。価格は順に2,200円、1,980円、2,200円。
プラスチック使用量を削減したほか、ペーパーフィルターなしで使えるようにしたシリーズ。同社によると、コーヒー豆の栽培に適した土地が、地球温暖化により2050年までに現在の50%に半減すると言われている。環境を守り、地球温暖化を防ぐアクションの第一歩となることを目的に「BATONシリーズ」が誕生したという。
製品素材には通常であれば廃棄してしまう抽出後のコーヒー粉などの天然系無機物を配合し、プラスチック使用量を約50%に削減。また製品パッケージには、チョコレートを製造する際に生じる「カカオ豆の皮」を活用。一度役目を果たした素材を再利用することで廃棄物を削減し、紙の原料である森林資源の節約にもつなげるとしている。
「ワンカップコーヒーメーカー・BATON」は、メッシュのストレーナーと耐熱ガラスマグのセット。ストレーナーをマグに入れ、マグに湯を注いで抽出する浸漬式を採用する。付属のフタは、抽出後にストレーナーを置くのに活用できる。
本体サイズは118×93×93mm(幅×奥行き×高さ)。マグの口径は80mm。容量は170ml。メッシュ部分の素材はポリエステル。
「カフェオールドリッパー・BATON 01」はマグカップなどに直接抽出できる1杯用のドリッパー。特殊ステンレスのメッシュドリッパーを採用し、コーヒーオイルも抽出できるという。ドリッパーの内側にはコーヒー粉の量の目安となる目盛りを備える。
広口のマグカップでも使えるアタッチメントが付属。アタッチメントを含む本体サイズは、111×110×87mm(幅×奥行き×高さ)。
1~4杯用の「カフェオールドリッパー・BATON 02」も同様に特殊ステンレスのメッシュドリッパーを採用。コーヒー粉の目安目盛りを備える。本体サイズは121×135×105mm(幅×奥行き×高さ)。