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寒さで心身ともに不調気味。パナソニックのご自愛家電を見てきた

なんとなく気分や体調が優れないのは寒さのせいかも。対処法をチェック

寒くなると身体の調子が悪くなったり、なんとなく気分が落ち込んだりするという人は少なくないだろう。医師の石原新菜先生によると、冬はビタミン不足に加え、冷えることによりだるさや不眠、肩こり、頭痛、便秘などの不調が起こりやすいのだという。また抑うつ傾向は気温や日照時間と関連しており、寒い時期は気持ちが落ち込みやすくなるそうだ。

石原先生が冬に意識してほしいポイントとして挙げるのは「ビタミンをプラスした食事」や「自分を大切にするリラックスタイムを持つこと」。これらのポイントに適した家電をパナソニックが提案している。石原先生の解説については後半で紹介したい。

冬のNG習慣。3つ以上チェックした人は不調に陥りやすいという
医師の石原新菜先生

野菜や果物の栄養素を壊さない低速ジューサー

パナソニックの低速ジューサー「MJ-L600」は、1分間に45回の低速回転で発熱や酸化を抑え、ビタミンCなどの栄養素を壊さずにジュースを作れるという。石臼のように食材をゆっくりすりつぶすため、空気の混入が少なくなめらかに仕上がるのが特徴だ。

低速ジューサー「MJ-L600」
高速ジューサーと比べて栄養素が壊れにくいという
にんじんジュースの作り方。サラサラとしていて飲みやすい

にんじん、マンゴー、みかんを使ったジュースを試飲してみると、甘味料を加えていないとは思えないほど甘く、しかし自然な甘さで後味はスッキリとしていておいしい。スムージーのどろっとした食感が苦手なのだが、こちらはサラッとしており、とても飲みやすかった。

にんじんジュースは付属の「さらさらフィルター」を使って作ったもので、スムージーのようにとろみのある仕上がりになる「あらごしフィルター」も同梱している。一般的なミキサーとは異なり、本体には搾りかすが残るが、この搾りかすは料理に活用できるそうだ。

ビタミン不足を補おうと野菜や果物をたくさん食べるのは大変だが、ジュースにしてしまえばかさも減るし、なによりおいしいので手軽に取り入れられそうだ。

サラサラしたにんじんジュース
あらごしフィルターを使えばとろっとしたスムージーのような仕上がりに

リラックスとフェイスケアを同時に叶える

空気が乾燥する冬は、肌の不調も気になる。フェイススチーマー「ナノケア EH-SA70」はナノサイズの濃密ダブルスチームで、肌のうるおい感や毛穴の目立ちにくさなどにもアプローチする。

フェイススチーマー「ナノケア EH-SA70」(写真左)

本体にアロマストーンを搭載し、好みの香りに包まれながらスキンケアできる点も特徴。温かいスチームとアロマの香りで、フェイスケアしながらリラックスタイムが楽しめるという。

温かいスチームがたっぷり出てくる
アロマストーンを備える
目を集中ケアする「目もとエステ EH-SW68」
目もとをスチームで温める
温感とEMSを備えた「バイタリフトかっさ EH-SP85」も心地よくフェイスラインをケアできるアイテム

食事、運動、リラックスタイムが重要

石原先生によると、冬は気温が低くなることで夏よりもエネルギー代謝が約10%高くなるため、代謝に関わるビタミンBやビタミンCが不足しがちになるのだという。またビタミンCは鉄分の吸収を助ける働きがあるため、ビタミンCの不足は鉄分不足も招くそうだ。

さらに昨今は性別年齢問わず、生活習慣や食生活の乱れ、ストレスなどが原因で身体が冷えやすい。その結果、心身の不調が起こりやすいのだと指摘する。

冬はビタミンが不足したり冷えたりして不調になりやすい

冬の不調を乗り越えるためには食事、運動、リラックスタイムが重要とし、それぞれで意識してほしいポイントを解説している。

食事の面では前述の通り、普段の食事に不足しがちなビタミンをプラスすること。特に免疫力をアップして風邪予防をするには、粘膜免疫を強化するβカロテン(体内でビタミンAに変わる)が豊富なにんじんやカボチャ、マンゴーなどを摂るといいという。

ビタミンを普段の食事にプラス。特にβカロテンは風邪予防におすすめという

そして適度な運動は睡眠や冷え対策に重要としている。「運動しなきゃと考えるとハードルが高くなってしまうかもしれませんが、ムキムキになる必要はないので、1日20~30分のウォーキングをしましょう。10分×3回という風に分けてもいいです」(石原先生)。

運動はストレス発散や良質な睡眠につながるだけでなく、体力がつくことで疲れにくくもなるという。また男性ホルモンと呼ばれるテストステロンの上昇により、前向きな気持ちになったり、自信がついたりとメンタル面でもプラスの効果をもたらすそうだ。

適度な運動で疲れにくい体に

最後にリラックスタイムを持つことの重要性について「自分の好きなことで構わないので、日々のストレスから離れる時間を作ることが大事です」と語る石原先生。本を読む、音楽を聞くなど、自分がやっていることに集中することで、ストレスから離れられるのだという。

場所や時間を選ばず、簡単にできるリラックス方法として腹式呼吸が紹介された。周囲の情報で脳が興奮しないように目を閉じ、「少し吸って、長く吐く」を10回ほど繰り返すと、気持ちが落ち着いてリラックスできるとしながら、石原先生は「寒くて体調や気分が落ち込みがちな冬こそ、しっかりケアをして元気に過ごしてほしいですね」とアドバイスしている。

ストレスから離れるためにリラックスタイムが重要