ニュース

SwitchBotから初のロボット掃除機、スマート家電連携など強み

自動ゴミ収集器付きの「SwitchBot ロボット掃除機S1 Plus」

SWITCHBOTは、室内のマッピング機能を搭載したロボット掃除機「SwitchBot ロボット掃除機S1」と、自動ゴミ収集器付きの「SwitchBot ロボット掃除機S1 Plus」の予約販売を6月6日に開始した。価格は順に39,800円、69,800円。スマートホーム製品で知られる同社が、この製品を機に家電市場へ正式参入するという。

ロボット掃除機「SwitchBot ロボット掃除機S1」

レーザーセンサーによる高精度マッピング機能を搭載しながら、価格を抑えたロボット掃除機。室内の形を検知し、掃除エリアを設定する。経路の設定や立ち入り禁止区域の設定も可能。

搭載センサーは、LDSライダーや段差センサー、フロアトラッキングセンサーなど21種類で、毎秒2,080ポイントのスピードで検知する。部屋の形状だけでなく段差も認識するため、段差につかえたり絨毯に乗り上げたりしないという。

水タンクを備え、水拭きも可能。水拭きのみの動作だけでなく、吸引しながらの水拭きにも対応した。

室内の形を検知し、掃除エリアを設定する
LDSライダーや段差センサーフロアトラッキングセンサーなど21種類のセンサーを搭載
水ぶきも行なえる

S1の本体サイズは340×340×95mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約3.06kg。吸引力は最大2,700Pa。バッテリー容量は3,200mAhで、持続時間は70~140分。ダストボックス容量は360ml。水タンク容量は340ml。充電ステーション、ACアダプター、サイドブラシ、モップ取付ブラケット、モップ、小型メンテナンスツール、防水シートが付属する。

S1 Plusの本体サイズは340×340×95mm(同)で、重さは約3.06kg。吸引力は最大2,700Pa。バッテリー容量は5,000mAhで、持続時間は110~250分。ダストボックス容量は350ml。水タンク容量は300ml。自動ゴミ収集ベース、ACアダプター、サイドブラシ、モップ、モップ取付ブラケット、ダストバッグ、小型メンテナンスツール、防水シートが付属する。

自動ゴミ収集ベースの本体サイズは220×180×380mm(同)で、重さは3.65kg。最大70日分のゴミをダストバッグに回収できる。

自動ゴミ収集ベースは、最大70日分のゴミをダストバッグに回収できる

スマホや音声操作など、家電連携で一括管理

スマートスピーカーを使って、話しかけることで操作できる。Amazon AlexaやGoogle アシスタント、Siriショートカット、LINE Clovaに対応。

また、スマートフォンのSwitchBotアプリで、掃除の種類や時間、部屋をスケジュール設定できる。

SwitchBotアプリは、カーテン自動開閉装置や物理スイッチを自動で押す装置など、SwitchBot製品を一括管理できる。アプリの「シーン」機能では、複数の家電を一度に実行する動作を設定可能。

例えば、物理スイッチを自動で押す「SwitchBot ボット」が部屋の電気のスイッチをオンにし、ロボット掃除機の動作を開始させる「掃除の時間」といったシーンを作れる。