ニュース

LIXIL、お湯にハグされるような新感覚ボディシャワー

ボディハグシャワー ホワイト

LIXILは、湯に包まれるような新感覚のシャワー「ボディハグシャワー」を6月1日よりオンラインショップで発売する。価格は施工費込みで218,900円~。購入検討前の現地調査(事前下見)は無料。

従来のシャワー浴よりも身体全体を温められるというボディシャワー。10個のノズルから吐水することで、湯に「ハグされる」感覚の浴び心地を提供するとしている。既存の浴室に取り付け可能。

鏡の両サイドにバー状のボディシャワーアームを備えた設計で、従来式のハンドシャワーもセットになっている。なお、ボディシャワーとハンドシャワーは同時に使用できない。

鏡の両サイドにボディシャワーアームを備えた設計

シャワーアームは鏡の横に収まった状態から好みの位置に下ろして使用。アームは身体を包み込むように、横に開きながら下がる。アームの先端と上下のノズルは可動式で、手動で回転させて当たる位置を調節可能。立ったままでも座った状態でも使える。

10個のノズルはそれぞれ水の量や出方に変化を持たせた。上部のノズルからはほどよい刺激の吐水を首/肩まわりに当てられ、下部のノズルはやや強めの吐水が足まで届く。アーム中央のノズルは固定されており、広がりのある霧状の吐水で身体をやさしく包み込むとしている。

身体を包み込むように温める
立ったままでも座った状態でも使用可能

空間を圧迫しないスマートな設計で、本体を壁に取り付け、既存の水栓につなぐだけの簡易な工事で利用可能。既存浴室への取り付け時間の目安は約3時間。

浴槽浴と比べて経済的な点も特徴で、平日の浴槽浴をボディハグシャワーに切り替えた場合、水道料金とガス料金あわせて約17,700円の節約につながる(4人家族の場合)という。なお、1分あたりの適正流量は9L~で、従来のハンドシャワーと大差ないとする。

シャワーだけで入浴を済ませると身体を温めることが難しく、寒い時期は入浴の満足度が低くなってしまう。「シャワー浴派の人にも、体を洗うだけでない充実したバスタイムを過ごしてもらう」ことをコンセプトに開発。同社によると、従来のハンドシャワーによる入浴と比べて、入浴後の温かさが持続し、深部体温が下がりにくいとしている。

シャワーアームを備えたミラー部の設置サイズは、330×105×820mm(幅×奥行き×高さ)。アームを最大まで広げた場合の幅は670mm、最大(90度)まで倒した場合の奥行きは845mm。本体カラーはホワイトとブラックの2色に、ブラックの水栓もセットになったプレミアムブラック(345,950円)も用意。

ハンドシャワーと比べて温かさが持続
ブラック
水栓もセットになったプレミアムブラック