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ホンダ、小型軽量化した持ち運べる発電機
2022年3月22日 09:05
Hondaは、正弦波インバーター搭載の新型ハンディタイプ発電機「EU26iJ」を3月17日に発売した。全国のHondaパワープロダクツ取扱店で販売し、価格は398,200円。
定格出力2.6kVAの高出力ながら、軽量・コンパクトで携帯性を両立させたハンディタイプの発電機。Honda独自の正弦波インバーター技術による高品質な電気供給に加え、長期保管しやすい点が特徴。
発電機専用として新たに開発した排気量130cm3の「GX130」エンジンを搭載。高回転域での熱負荷を軽減する強力な冷却構造を採用した。このほか、オルタネーターにネオジムボンド磁石を採用。高出力化と小型・軽量化を実現したとする。
2ステップの簡単始動を実現した電子制御燃料噴射装置(Fuel Injection、以下FI)を採用。メンテナンスの手間の軽減にも貢献した。さらに、リコイル操作で発生する電力のみでFIの起動を可能としたバッテリーレスシステムにより、小型・軽量化を実現。省スペースで収納できるため、非常時への備えなどといった長期保管がしやすい。
重量はHondaの同出力クラスで最軽量となる26.5kg、燃費は現行モデルから約16％向上し、使い勝手が向上したとする。
このほか、専用アプリ「Honda My Generator」と連携させると、離れた場所からのエンジン停止や稼働状態の確認などの操作ができるため、利便性が向上するとしている。
本体サイズは306×571×452mm(幅×奥行き×高さ)。重さは26.5kg。連続可能運転時間は1/4負荷で約8.6時間～定格負荷で約3.3時間。燃料は自動車用無鉛ガソリン。タンク容量は4.6L。