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日立の掃除機、初の自動ゴミ収集対応 らくメンテ
2026年7月1日 17:07
日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS)は、同社初の自動ゴミ収集ドック付きコードレススティック掃除機「らくメンテスティック PV-BG1000R」を7月中旬に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は88,000円前後。
なお、日立GLSの家電事業は既報の通り家電量販店のノジマによる買収が決定しているが、これは2026年度中の株式譲渡完了を目指すもので、現時点では、今回の新製品を含む日立家電の販路や取り扱いなどに変更はない。また、同製品は店頭で値引きしない指定価格の対象ではない。
ついに日立も自動ゴミ収集対応
スティック掃除機のトレンドともいえる自動ゴミ収集ドック付きモデルが、日立からもついに登場した。
同社調査では「ゴミ捨ての手間をラクにしたいがコストはかけたくない」という回答が3割に及び、そのニーズに応えるため初めて対応モデルを製品化した。後発にはなるが、従来の自動ゴミ収集ドックで課題とされていた運転音や、フィルターを含むメンテナンス性を高めることで差別化を図った。
スティック掃除機本体で吸ったゴミをドックに収めると、集めたゴミを自動で収集。ドックは紙パックレス式でランニングコストを抑えている。
本体からのゴミ収集時に、吸気口から取り込む空気の力を利用して、本体のダストケース内のフィルターに付着した微細なゴミやチリを落とす「パワー長もちフィルターケア」を搭載。本体フィルターを手入れする手間を約2カ月に1回という頻度まで軽減した。クリーンフィルターの目詰まりが抑えられ、吸引力も長持ちするという。
自動ゴミ収集ドックには、簡単に引き出せるゴミ収集ボックスを採用。ボタンを押すだけで圧縮されたゴミがかたまりとして排出される「ゴミダッシュ」により、ワンタッチでゴミを捨てられる。さらに、市販のティッシュをセットすることで、フィルターが汚れにくくなり、手入れをもっとラクにできるという。ティッシュは20cm程度の2枚重ねの乾いたものを使用する。
自動ゴミ収集は作動時の運転音にも配慮した設計で、ゴミ収集時に気になりにくい運転音を実現したという。実際に自動収集時の音を聞いたところ、「キーン」という甲高い音が緩和されていたほか、音量(パワー)が徐々に上がっていくことから、聴感上うるさいと感じにくくなっていた。
電源コードは左、右、後ろの3方向から出せるため、設置性が高くなっている。ダストケースやゴミ収集ボックスは分解して水洗いが可能。
スティック時の重量は1.4kg。ヘッドのブラシが回転する力を利用し、軽い力で前に進む自走機能を備える。排気にも配慮した設計で、微細なゴミを約99%逃がさないという「きれいな排気」も追求した。
ヘッドは「パワフル スマートヘッド plus」を採用。「3方向ゴミくっきりライト」により前と左右を緑色LEDライトで照らし、見えにくいゴミを浮かび上がらせる。
吸引は前後だけでなく左右からも吸える「4方向吸引機構」を採用。開閉する「シンクロフラップ」が、引くときに開いてゴミを引きずらずに吸引する。
ヘッドに備える回転ブラシは、先端をループ形状にした「からまんブラシ」。回転ブラシに髪の毛などが絡まりにくく、手入れしやすくなっている。角度をつけたブラシでゴミをしっかりかき出す「アングル形状」も採用した。
本体サイズと重量は、スティック時が230×215×1,023mm(幅×奥行き×高さ)、1.4kg。ハンディ時は73×413×167mm(同)。0.97kg。集じん容量は本体が0.14L、自動ゴミ収集ドックが0.4L。
連続使用時間は強モード約8分、自動が約8~30分、標準が約40分。充電は約2時間。バッテリーはカセット式リチウムイオン電池を使用。廃棄時にリチウムイオン電池を簡単に分別できるように配慮した。
付属品として「ハンディブラシ」と「2WAY すき間ブラシ」を同梱。ハンディブラシは、本体や延長パイプの先端に装着したまま、ヘッドなどのツールを取り付けられるようになった。テーブルの上だけでなく、棚の段差や家具の足元なども、気になったときにすぐツールを取り外して掃除できる。2WAY すき間ブラシは、使わないときに自動ゴミ収集ドックに収納できる。
そのほか、AR(拡張現実)の技術を活用して本体に装着したスマートフォンの画面で床面の掃除した箇所や軌跡を可視化できる「AR おそうじ」アプリにも対応。別売部品「ARおそうじセット AR-SET01K」(2,750円)を購入することで使える。
カラーはナチュラルホワイトを基調としたデザイン。製品のプラスチック素材のうち、ハンドルや自動ゴミ収集ドックの一部などの質量比10%以上に再生プラスチックを使っている。
