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LPガスやガソリンから発電、非常時も家電を使えるポータブル発電機

ELSONA「GD1600SR」

G&ECOは、LPガスでもガソリンでも発電できる「ELSONA GD1600SR」を、9月2日にMakuake(マクアケ)にて発売した。価格は327,800円。マクアケでは25%オフの245,850円から購入できる(9月14日現在)。

本体
ガソリンはもちろん、LPガスでも発電できる

同社ELSONAシリーズの中でも最軽量の、18.5kgを実現。ハンドル付きなので持ち運びやすいとする。

出力は、LPガスの場合は1.53kVAで、ガソリンの場合は1.7kVA。100Vコンセント2口とUSB Type-Aポート2口を備え、ポータブル電源やスマートフォンの充電をしながら、テレビをみたり、炊飯器・電気ケトルを動かすなど、様々な電気機器を同時に使うことが可能。

インバーター制御により高質な正弦波形を出力し、パソコンやスマホやテレビなども安心して使える。

重さは18.5kgで、ハンドル付きなので、持ち運びやすい
100Vコンセント2口とUSB Type-Aポート2口を備えている
スマホなどの充電はもちろん、炊飯器なども使える
ポータブル電源も充電可能

本体サイズは290×440×445mm(幅×奥行き×高さ)。重さは18.5kg。ガソリンタンク容量は4Lで、エンジンオイル容量は0.4L。LPガス消費量は毎時0.46kg、ガソリン消費量は同0.86L。連続運転時間は、50kgガスボンベ使用時は108.06時間、ガソリン満タン時は4.6時間。エンジンは空冷4サイクルエンジン。単段式圧力調整器、LPガス接続ホース(3m)、メンテナンス工具、オイル漏斗を付属する。

同社によれば、「(東日本大震災の時に)電力確保には発電機がありましたが、ガソリンや軽油などの燃料不足と発電機のメンテナンス不足といったトラブルがおこり、充分な電力を確保することが困難な状況が続きました」という。そうした状況下で、容器での供給が可能なLPガスは早急に復旧が行なわれたとする。LPガスが完全復旧したのは災害発生から41日後で、都市ガスよりも12日、電力よりも58日も早かったという。そのため同社は、ガソリンに加えてLPガスにも対応した発電機を、開発したとする。