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ホンダ、電動で低騒音な芝刈機や刈払機。共通バッテリーで使い勝手向上
2021年7月29日 06:00
Hondaは、コードレスタイプの歩行型電動芝刈機「HRG466XB」、電動刈払機「HHT36AXB」、電動ブロワ「HHB36AXB」の3モデルを7月27日に発売した。価格は順に、143,000円、108,900円、68,200円。また、これら3モデルに共通で使用できる充電式リチウムイオンバッテリー「DP3660XA」と充電器「CV3680XA」を発売した。価格は順に57,200円、27,500円。
同社は電動化による利点として、素早い始動性と低騒音、低振動での作業が実現すること、さらに使用後の燃料処理やオイル交換が不要となるほか、コードレスで使用できることで使い勝手が大きく向上することなどを挙げている。
歩行型電動芝刈機「HRG466XB」
従来のエンジン型の「HRGシリーズ」のフレームやノウハウを生かし、高い作業性能を備える電動式の歩行型芝刈機。
搭載したブラシレスモーターは、最大1,800Wの出力で、パワフルな芝刈り性能を備えるという。
また、刈った芝はグラスバッグへの収納、またはディスチャージ(後方放出)、さらにマルチング(細断して刈取り面に戻す)という、3モードの切り替えが可能。
本体サイズは497×1,470×980mm(幅×奥行き×高さ)。重量は27kg。刈幅は460mmで、刈り高さ調整幅は約20~74mm(6段調節)。走行速度は前進0.89m/秒。騒音レベルは92dB。
電動刈払機「HHT36AXB」
ブラシレスモーターを搭載し、最大出力500Wで、無負荷時回転数が4,500rpmの電動刈払機。
両肩掛けバンドを採用することで刈払機本体の重量を分散。作業者の肩への負荷を軽減するという。また、竿振りしやすい左右非対称設計のU字ハンドルを備える。際刈りや障害物付近でも安心なナイロンコードカッターを採用している。
そのほか始動操作は、スイッチ2つとトリガーを引く3動作が必要で、誤始動を防ぐ。さらに握った手(トリガー)を離せば停止する安心設計となっている。
本体サイズは670×1,980×570mm(幅×奥行き×高さ)。重量は6.5kg。刈刃は、径420mmのT&Gナイロン。騒音レベルは93dB。両肩掛けバンド、保護メガネなどが付属する。