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バルミューダ初の旗艦店が本日オープン。気になる内部を紹介

BALMUDA The Store Aoyama

バルミューダが東京・青山に11月19日にオープンした初の旗艦店「BALMUDA The Store Aoyama(バルミューダ ザ・ストア 青山)」。スマートフォン「BALMUDA Phone」を16日に発表して注目される同社の新たな拠点をオープン直前に見てきたので、写真を中心に紹介したい。

場所は東京メトロ表参道駅から歩いて約2分(東京都港区南青山5-5-3)。周囲はアパレル関連などのショップも並ぶエリアだ。営業時間は平日11時~19時、土日祝日は10時~19時。

外観

よくある「家電メーカーのショールーム」とは異なり、ガラス張りで外からもよく見える広い空間に、ゆったりした間隔で製品が並んでおり、手に取りやすい。

1階にはバルミューダの全製品、全色がそろっており、直販サイト限定カラーなども実際に見ることができる。また、家電量販店などでは季節商品と位置付けられる扇風機「The GreenFan」やサーキュレーター「GreenFan C2」なども、通年で全モデルがそろっているのはこのショップだけ。

1階にはバルミューダの全製品がそろう
直販サイト限定色なども実物を確認できる

コロナ禍で換気が重視され、サーキュレーターや扇風機は夏以外も注目の製品となっている。家や部屋によって「扇風機とサーキュレーターどちらを置くのがいいのか」などを考える際に、実物でサイズ感を見ながら検討できるのはうれしいポイントだ。

扇風機やサーキュレーター

また、「The Toaster」や「The Range」などのキッチン家電についても、自分の家に置いたときにどの色でそろえるかなど、イメージしながら選べるようになっている。

例えば一人暮らしのスタートや引っ越しなどで、バルミューダ製品を初めて使いたいという人も、まずはどれを置きたいかを考えてみるのにピッタリなフロアといえそうだ。

入口近くには、話題のBALMUDA Phoneが展示されており、実機を手に持った感触や、オリジナルアプリの使い勝手などを確認できる。

BALMUDA Phone

極上トーストや淹れたてコーヒーを味わうことも

2階へ上がると雰囲気が変わって、長いカウンターにコーヒーメーカーの「The Brew」や、蒸気炊飯器の「The Gohan」などのキッチン家電が動作している様子を見ることができ、試食や試飲なども可能なスペースだ。

2階のカウンター。落ち着いたカフェのような空間
The Brewの通常モデルと、スターバックスコラボモデルを比較試飲もしてみた

また、BALMUDA Phoneを契約する際の説明を受けるカウンターとしても使われる。奥にもテーブル席があり、仕切られたスペースで個別に契約などの説明が受けられる。なお、現在BALMUDA Phoneの購入するには、事前にオンラインで来店予約が必要となる。

奥のテーブル席でスマホの説明も受けられる
バルミューダ製品が実際に開発される過程で描かれたデザイン画も見どころ

家電量販店で買いものをするときは、価格や機能表など多くの情報を見比べて、自分に一番合ったものを探せるのが便利なところだが、密集した空間に並んでいる製品を見ても、実際に家に置いたときのイメージはしづらい部分もある。

一方でこのBALMUDA The Storeは選ぶときの体験が全く異なり、バルミューダ製品オンリーだからこそ、製品たちの示す世界観に浸れて、どんなふうに置きたいか、使ってみたいかという具体的なイメージが湧くきっかけにもなりそうな空間だ。

2階では今後イベントも行なわれる予定で、具体的な内容は今後案内されるが、製品を使った体験型のワークショップなども検討されている。

BALMUDA The Store Aoyamaは、バルミューダ製品が好きなファンや、BALMUDA Phoneをじっくり触ってみたい人が楽しめるのはもちろん、そうではなくても「家に置くもののデザインに妥協したくない」「コーヒーだけはお金をかけてもいい」など、こだわりを持っている人にも、それぞれの発見がありそうな場所といえそうだ。

BALMUDA The Store Aoyama店内