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ジャイアント新e-bikeは、乗りやすいクロスバイク「ESCAPE R E+」。Livは小柄な女性にも
2021年10月27日 09:05
ジャイアントは、2022年モデルとしてクロスバイクタイプのe-bike「ESCAPE R E+」を発売する。2022年3月より出荷開始予定。価格は297,000円。
これまでに展開しているクロスバイクタイプ「ESCAPE RX E+」「FASTROAD E+」、MTBタイプ「TRANCE E+」「FATHOM E+」、ロードバイクタイプ「ROAD E+」に続く6車種目となる。新モデル「ESCAPE R E+」は初心者でも扱いやすいジオメトリを採用しており、軽量アルミフレームに静粛性の高い新型ドライブユニットを搭載する。
ヤマハと共同開発した新型ドライブユニット「SyncDrive Core」(最大トルク50Nm/最大追従ケイデンス100rpm)の重量は2.9kg。ESCAPE RX E+が搭載する「SyncDrive Sport」に比べて500g軽量化されており、静粛性も高くなっている。また、海外モデルと比較して12倍のデータを検知する独自のスピードセンサーがより細かなセッティングを可能にするという。日本国内法規の対応はもちろんだが、「ESCAPE R E+」のための専用アシストセッティングとなっており、漕ぎ出しや急な上り坂でもスムーズかつ力強いアシストを提供する。
ダウンチューブには400Wh(36V/11.3Ah)のバッテリーを内蔵。従来モデル同様にパナソニックと共同開発しており、1充電あたりの走行距離は、SPORTモード/80km、ACTIVEモード/95km、TOURモード/132km、ECOモード/200kmとなっている。操作スイッチとディスプレイ一体型「RIDECONTROL DASH」はUSB Type-Cを搭載し、e-bikeシステムに使用するコネクターは従来モデルより防水性も高まっている
コンポーネンツはシマノALTUS&ALIVIO(9速)、タイヤは700×38CのジャイアントS-X3、テクトロ製油圧式ディスクブレーキ、UNICLIPシステム採用のソフトなサドルを採用。キックスタンドも標準装備となっている。また、オプションのe-bike専用ライト「RECON E HL1000」が後付け可能で、「RIDECONTROL DASH」のライトボタンで点灯の操作ができる。
サイズは445(XS:適応身長155~170cm)、485(S:適応身長160~180cm)、525(M:適応身長175~190cm)で、車体重量は19.7kg(XS※キックスタンド含む)。カラーはサファイア、ホワイト、マットダークシルバー。
また、女性ブランドLivからも「ESCAPE R W E+」が発売される。基本的なスペックや価格は「ESCAPE R E+」と変わらないが、女性専用サドルを採用しており、身長145cm前後の小柄な女性にも対応するXXSサイズを展開する。
サイズは375(XXS:適応身長145~160cm)、445(XS:適応身長155~170cm)、車体重量は19.6kg(XXS※キックスタンド含む)。カラーはサテンブルーアッシュ、パールホワイト。