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東芝、調理時間を1/4に短縮する電気圧力鍋。40年ぶりの新モデル

電気圧力鍋「RCP-30R」

東芝ライフスタイルは、電気圧力鍋の約40年ぶりの新製品「RCP-30R」を12月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は22,000円前後。満水/調理容量は3L/2L。

高圧力、高温で調理することにより、調理時間を最大1/4に短縮できるという電気圧力鍋。食材に合わせて圧力の切り替えが可能。圧力調理以外にも、無水調理や低温調理、炊飯など8種類の機能を搭載する。

1.8気圧の高圧力で内部の蒸気を逃がさないように密閉し、約117℃の高温で調理。これにより食材に早く火が通り、普通の鍋と比べ調理時間を最大1/4まで短縮できる。手間と時間のかかる豚の角煮や煮豆を短時間で調理できるほか、魚は骨まで食べられるほどやわらかくなるという。

40年ぶりの新モデル
時間がかかるメニューも短時間で調理できる
煮豆は最大1/4にまで調理時間を短縮

食材やメニューに合わせて、圧力を1.4気圧に切り替えられる点が特徴。例えば1.8気圧では煮崩れしやすい白米も、1.4気圧で炊飯するとふっくら炊き上がるという。このほか、スープや無水調理の専用メニューでは、1.4気圧で沸騰させずに弱火調理することで煮崩れを防ぐ。

圧力調理(1.8気圧/1.4気圧)に加え、炒める/煮込み/無水調理/70℃調理(低温調理)/炊飯/保温の8つの機能を備える。また角煮/カレー/スープなど10種類の自動メニュー、6種類の手動メニューも搭載。3~12時間の予約調理にも対応する。

圧力を1.8/1.4気圧に切り替えられる
食材やメニューに合わせて最適な圧力で調理することで煮崩れなどを防ぐ
メニューを選びボタンを押すだけで作れる10種類の自動メニューを備える

鍋内側には汚れがこびりつきにくいフッ素コーティングを採用。さらに本体はパーツを細かく分解できる構造により、手入れをしやすくした。

満水容量3L/調理容量2Lで、約4人分の調理に対応。キャビネットに入れやすいコンパクト設計とした。

1.8気圧調理33種類、1.4気圧調理9種類、無水調理7種類、70℃調理(低温調理)1種類の計50種類のレシピを掲載した別冊料理集を付属。

本体サイズは282×266×275mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4kg。消費電力は700W。炊飯容量は白米最大5カップ、玄米最大4カップ。

パーツは分解して手入れ可能。キャビネットに設置しやすいコンパクトサイズ