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独ラグジュアリーブランド・リープヘルの冷蔵庫&ワインセラー「モノリス」
2021年5月17日 09:00
ドイツのラグジュアリー家電ブランド「LIEBHERR Hausgeräte GmbH(リープヘル アプライアンス)」は、同社の最上位シリーズとなる新世代のビルトイン冷蔵庫・冷凍庫・ワインキャビネット「Monolith(モノリス)」シリーズを、5月17日に日本国内で発売する。価格は、176万円〜209万円。
「モノリス」は、同社の最上位シリーズとなるラグジュアリーモデル。全高2mを超えるダイナミックな外観と、日常の使用に際して実用的な機能美、そして最適なエネルギー効率を実現する、最新のコンポーネントが集約されているという。
冷蔵庫・冷凍庫・ワインキャビネットは、各モデル2サイズを展開。ユーザーのニーズやライフスタイルに応じて、柔軟に組み合わせられる。キッチンパネルと同素材を用いて家具と一体化させたり、同社純正のステンレスパネルとハンドルを選び、機器本体を強調することも可能。
長期保存を可能にする様々な機能を搭載する冷蔵庫
庫内側面に施されたLEDパネルや引出し内のLEDライトは、視認性を高める。また、LEDを採用したことで照明からの発熱を抑えられ、庫内ライトによる温度変化を防ぐ。
通常の冷蔵庫の庫内温度は5℃。冷蔵室内にある「BioFresh室」は、約1℃に保たれている。一般的に食品中に潜む大部分の微生物は、1℃以下で活動を停止するという。そのため適切な温度環境で鮮度を保つことで、食品の長期保存が可能だとする。また、冷蔵室内の「バイオフレッシュボックス」には、湿度調節レバーが搭載され、湿度調整が可能。水分を含む野菜やフルーツ類の保存には湿度を高く、チーズなどの発酵食品は湿度を低く設定するなど、食材により調整できる。
3段目の引き出しには「BioFresh-Plus」機能を搭載。-2℃での温度設定ができ、新鮮なシーフードなどの保存に理想的だとする。
ドアには、オートマチックセルフクロージング機能を備える。ドアポケットにたくさんの食品が入っていても、自動的にゆっくりと閉まるため、食品を入れる量や位置などを気にせず保存できる。
「EKB 9271」の本体サイズは602×610×2,126mm(幅×奥行き×高さ)。定格内容積は407L。
そのほか定格内容積が529Lの「EKB 9471」や、同281Lの「EGN 9171」、同409Lの「EGN 9271」をラインナップする。
ワインを最適な貯蔵環境で保管できる
Monolith ワインキャビネットでは、各温度帯ごとにInfinityProtectionセンサーを2つ使用し、異常な温度変化に対応する。これにより、ワインを冷やしすぎたり、温めすぎることなく、最適な温度で貯蔵できるという。
「EWT 9175」の本体サイズは450×610×2,126mm(幅×奥行き×高さ)。定格内容積は289L。ワイン収納本数は75本。
ほかに内容積411Lで100本を収納できる「EWT 9275」をラインナップする。
LIEBHERR(リープヘル)は1949年に設立された建設機器メーカー。土木機器や採掘機器、海上クレーンなどの開発事業を展開している。スイスに拠点をおくホールディングカンパニーを中心に、世界50カ国に130社のファミリー企業を有する。その中の、リープヘル アプライアンスは1954年に創業し、ヨーロッパ最大級の家電メーカーとして名高いブランドだという。