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アイリスオーヤマ、工事不要で置けるポータブルクーラー。温風付きも
2021年4月21日 13:54
アイリスオーヤマは、取付工事が不要で設置しやすい小型エアコン「ポータブルクーラー」5機種を5月13日より発売する。冷房能力最大2.2kW「IPA-2202G」の店頭予想価格は54,780円。
このほか冷風能力最大2.8Wで温風運転対応「IPA-2821GH」と温風非対応「IPA-2821G」、同3.5kWで温風対応「IPA-3521GH」、温風非対応「IPA-3521G」をラインナップ。店頭予想価格は76,780円~98,780円。
【訂正】初出時、記事内で温風対応と非対応の型番が逆になっていました。お詫びして訂正します(5月27日)
水捨ての手間が不要なノンドレン方式のポータブルクーラー。冷風または温風(対応機種のみ)運転をしながら同時に換気が行なえ、窓を開けて換気する必要がなく、外気の侵入による室温の上昇/下降を防げる。除湿モードにより、部屋干しにも利用できる。
2020年に発売した「ポータブルクーラー IPC-221N」は好評だった一方で、「使用しない時の排気ダクトの着脱が面倒」、「付属品に補助鍵があるとなお良い」という声があったという。
そこで新モデル5機種は、付属する2枚式窓パネルのシャッターの開閉を可能にした。運転停止時も窓パネルを外さずにシャッターを閉めるだけで、外気や埃などの侵入を抑えられるようになった。
ダクトの設置は、付属する窓パネルとの組み合わせで約760~1,435mmまでの高さの窓に対応。雨よけカバーと虫よけ網も付属する。新たに付属した補助鍵を窓の内側に取り付けることで窓と窓パネルの固定もできる
【訂正】初出時「窓にも置ける」としていましたが、誤りでした。お詫びして訂正します(14時24分)
運転モードは既存品の冷風/除湿/換気(送風)に加えて、「IPA-2821GH」と「IPA-3521GH」の2機種で新たに温風モードを搭載。簡単な寒さ対策が行なえ、夏だけでなく年間を通して使える。
冷え過ぎや暖め過ぎを防ぐ「おやすみモード」も用意。冷風運転の場合はセット後1時間後に1℃、2時間後さらに1℃上昇する。その後は2℃上昇した設定温度で運転し、温風運転の場合はセット後1時間後に1℃、2時間後にさらに1℃下がり、その後は2℃下がった設定温度で運転する。
そのほか、運転停止後しばらくの間ファンを回して、内部の熱や湿気を吐き出す「内部清浄モード」も利用できる。
IPA-2202Gの本体サイズは286×320×700mm(幅×奥行き×高さ)。重量は22kg。消費電力は最大870W。冷風能力は最大2.2kW(室温30℃/湿度70%条件での冷風モード強運転時)。電源コード長は約2m。排気ダクトの長さは約300~1,200mm。専用のリモコンが付属する。