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アラジン、ごはんが炊けるトースター。低温調理/煮る/蒸す/焼くが1台で
2021年4月8日 15:14
日本エー・アイ・シーは、4枚焼きトースターのフラッグシップモデル「アラジン グラファイト グリル&トースター CAT-GP14A」を4月19日に発売する。価格は39,000円。
トースターでありながら付属の炊飯釜でごはんが炊けるほか、低温調理などができる。自動調理に対応し、トーストを焼く際の温度や時間設定も不要となった。
千石の特許技術「遠赤グラファイト」を搭載し、短時間に高温で焼き上げる点が特徴の同社トースター。フラッグシップモデルである本機には温度センサーを新搭載し、さらにマイコン制御も進化させることで自動調理に対応した。これにより付属の調理器具を使用した炊飯、低温調理などが可能になる。
調理メニューはトースト、冷凍トースト、温め/オーブン、高温グリル、煮る、蒸す、低温調理/発酵、炊飯の8種類。トーストは5段階の焼き色を選択すると、焼き時間と温度が自動で設定される。調理中はセンサーがパンの状態を判断して自動制御を行ない、焼きすぎや焦げを防ぐという。
冷凍トーストでは、最初に高温で素早く解凍したあと焦げない温度で内部まで温め、最後に再び高温で焼き色をつける。このようにヒーターの出力をコントロールすることで、冷凍食パンも中までアツアツに焼き上げるとしている。
付属の炊飯釜を使用して最大2合までの炊飯が可能。専用の炊飯プログラムにより、お米一粒一粒にハリがあり、甘みのある炊き上がりになるとする。白米以外にも炊き込みごはんやピラフも炊ける。炊飯釜は熱伝導率の高いアルミ製を採用。軽量で扱いやすいうえ、そのまま食卓に並べられる。
煮込み料理などに使えるグリルパンは、容量が従来の2倍にアップし4人分の調理に対応。鶏1羽も丸ごとのせられる。浅型と深型を用意し、深型の上に浅型をのせることでふたとして使用可能。ふたをした際はグリルパン内の温度が最高320℃となり、食材を高温で均一に加熱する。ホーロー加工を施しているため、手入れも簡単だとする。
低温調理/発酵メニューでは、温度を40〜90℃に5℃単位、時間は最大3時間まで設定可能。低温調理時にはグリルパンを使用する。同機能により、毎日のトーストからローストビーフなどハレの日の特別な料理までを1台で作れる。
なお自動調理機能を搭載しない、従来のシンプルなトースターも継続して販売する。
本体サイズは391×391×276mm(幅×奥行き×高さ)。庫内サイズは310×278×107mm(同)。重量は約7.1kg。消費電力は1,430W。温度調節は40~90℃(5℃刻み)/100~320℃(10℃刻み)。グリルパン(浅)、グリルパン(深)、すのこ、炊飯釜(ふた付き)、計量カップ、レシピブックが付属する。本体カラーはグリーン、ホワイト。
アラジンは8日に新商品発表会を行ない、タレントのスザンヌさんが登壇。炊飯機能を体験したあと、本機で炊いたごはんを試食した。スザンヌさんは「見た目からもふっくら炊けているのが伝わります。お米の味がしっかりしていて、おいしいです。子供に食べさせたい!」と終始笑顔。
本機については「料理を任せられるから『ごはん作ってるからちょっと待って』というのがなくなって子供と遊べる時間も増えるので、忙しいママにとってはいいことだらけですね」と語った。