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パンを90秒で焼ける炎風テクノロジーの「すばやきトースター」シロカ
2021年3月25日 15:00
シロカは、高火力でパンを焼き上げる「すばやきトースター ST-2D351」を4月29日に発売する。店頭予想価格は18,000円前後。
食パン1枚を90秒で焼けるというトースター。特許出願中の「炎風テクノロジー」により、高火力で素早くパンの表面を焼き上げることで、内部の水分を保ったまま仕上げられるという。
炎風テクノロジーは、コンベクションファン/疎密ヒーター/ヒーターリフレクター/2重ガラスの4つを組み合わせた独自技術。今回新たに採用した疎密ヒーターは、外気の影響を受けやすいヒーターの両端に向かって、コイルを多く巻くことで火力を強めた。ヒーターの本数は従来の2本から3本に増加。また庫内の熱を逃がさないよう本体扉に2重ガラスを用いた。
これら炎風テクノロジーによる高火力で素早く焼き上げることで、一般的なトースターと比較してパン中心部の水分含量率が2倍になったとする。さらに熱の最大効率化と熱照射の均一化を両立し、おいしさと「焼きムラなし」を実現させた。
庫内高を10cmと高くしたことで、焼き加減が難しい焼きいもや、焦げやすいクロワッサンもおいしく仕上げるという。クロワッサン/フレンチトースト/焼きいもなど9種類のオートメニューを備え、メニューに合わせて庫内温度と焼き方を最適にコントロールする。
操作部はスタートボタンとダイヤルのみのシンプルな設計。焼き網を外すと扉が90度開く構造にすることでを手入れしやすくした。
本体サイズは約350×320×230mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約4.8kg。庫内有効サイズは約290×200×100mm(同)。消費電力は1,400W。本体カラーはホワイト、ブラックの2色展開。
製品のオンライン発表会では、庫内高を活かしたメニュー「ポットパン」が紹介された。食パン半斤をくり抜きシチューを入れて加熱するレシピとなっており、このように厚みのある食材もコンベクション機能により中までしっかり温まるという。