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暖房機器の火災原因は「可燃物の接触」。ダイニチが安全な使い方を公開
2020年12月23日 14:00
石油ファンヒーターなどを手掛けるダイニチ工業は、火災を防ぐための石油暖房機器の使い方を紹介している。
同社は、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が行なった2010年度から2019年度までの暖房機器の出火原因の調査結果を紹介。最も多かったのが「可燃物が接触し着火」、次いで「給油口から灯油がこぼれて引火」「ガソリンを誤給油し出火」などが上位を占めているという。これを踏まえ、同社が石油暖房機器を安全に使うポイントとしてまとめているのが次の4点だ。
タンクのふたが閉まっていることを確認する
各メーカーとも、タンクのふたの閉止が音や目線、感触で確認できる。メーカーごとに確認方法は異なるが、ダイニチ工業製品の場合は「カチッ」という音や感触、しっかり閉まると赤い線が見えなくなるという方法で確認が可能。
燃料の誤給油に気をつける
石油ファンヒーターや石油ストーブに使用できる燃料は、 灯油 のみ。農機具、除雪機、草刈機用の燃料である「ガソリン」「軽油」「混合油」などは石油暖房機器に給油しないよう呼びかけている。