ダイニチ工業は、2020年12月第4週における家庭用石油ファンヒーターの出荷台数が、前年同週比約340%だったと発表した。寒波の影響で12月中旬から石油ファンヒーターの出荷台数が増加。2020年12月第3週においても、前年同週比約230%だったという。
家庭用石油ファンヒーターは速暖性に優れ、また他の暖房機器より暖房能力がパワフルである点が評価されているとし、12月中旬は日本各地で急激に気温が下がったことが出荷台数増加につながったと考えられる。
同社では、石油ファンヒーターの需要拡大をうけ、受注に合わせて生産計画を変更するなど、柔軟な体制で生産・出荷を行なっているとする。