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フィリップス、息苦しさ抑えるファン付き電動マスク。メガネの曇りやニオイ対策にも
2020年11月13日 11:00
フィリップス・ジャパンは、電動ファンを搭載した機能性マスク「フィリップス ブリーズマスク」を11月19日に発売する。価格は10,780円(税込)。11月13日より先行予約を受け付けており、Amazon.co.jpおよび楽天市場にて販売開始後、順次販路を拡大予定としている。
電動ファンとN95規格のフィルターを備えたマスク。ファンがマスク内部の空気を排出することで、息苦しさなどの不快感を軽減しながら、デザイン性にもこだわったという。
主に屋外での使用を想定。毎分41Lの空気を排出するハイパワーファンを搭載し、マスク着用時の呼吸抵抗を大幅に低減。新鮮な空気をマスク内に循環させることにより、息苦しさや熱のこもり、匂いによる不快感を軽減し、メガネの曇りも防ぐという。
ファンの風量は3段階に調節できる。ファンモジュールにはリチウムイオンバッテリーを内蔵し、約3時間の充電で約2～3.5時間使用可能。
本体内側に取り付けるフィルターには、PM2.5や花粉の95%、細菌の99%、ウイルスの98.87%をカットするN95規格を採用。さらにUPF50+のUVカット性能も備え、紫外線から肌を守るとする。
フィルターは水洗い不可。交換頻度は空気の汚れ具合によって異なるが、1～2週間が目安としている。交換用フィルター「FY0086/00(5枚入り)」の価格は1,595円(税込)。
本体外側のカバーには高品質素材の中から厳選したメッシュ素材を使用し、有害物質をブロックしながらも空気が通るように設計。熱成形によって、堅牢さと弾力のバランスを両立した。カバーは水洗い可能。
顔にフィットする3Dデザインを採用。立体構造がマスク内に空間を作るため、マスクが顔に貼りつかず喋りやすいという。耳にかけるゴム紐は長さ調節ができ、密着度を高められる。
本体重量は60gだが、鼻、頬、耳に圧力を分散することで重さを感じにくい設計とした。またマスク着用時に顎まわりの曲線“Vライン”が美しく見えるスタイリッシュフォルムにより、ワンランク上のスタイルを演出するとしている。
本体重量は約60g。カラーはブラック(aw066/01)、グレー(aw066/03)の2色展開。
同社はマスク着用時に7割前後の人が「暑さ・蒸れ」「息苦しさ」を感じているとし、このような不快感を軽減するため、「フィリップス ブリーズマスク」を開発したという。
フィリップス・ジャパン スリープ&レスピラトリーケア事業部 マーケティング部 プロダクトマネージャー 柳澤真吾氏は同製品のターゲットを、「ジョギングや自転車通勤など屋外での活動を快適にしたい人」「既存のマスクで飽き足りない人」「ワンランク上の機能のマスクを求める人」としている。同氏は今後、ハイエンドマスクやファッションマスクなどマスクマーケットが拡大する中で、フィリップス ブリーズマスクを高機能ハイエンドマスクとして展開していきたいと語る。
