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シャープがフェイスシールド発売。液晶パネル技術で反射と曇り防止
2020年11月9日 13:30
シャープは、反射しにくく曇りにくい特殊加工を施したフィルムを使ったフェイスシールドなど4種類6モデルを11月9日以降、順次発売する。鯖江製チタンフレームのフェイスシールドを11月30日、アイシールドを11月27日、マウスシールドを12月7日にそれぞれ発売するほか、ポリカーボネートフレームのフェイスシールドを11月9日に発売する。価格は順に、8,980円、7,480円、5,980円、1,980円(すべて税込)。
フィルムの両面に、液晶パネル開発で培った特殊加工技術の「モスアイ構造」を活用。表面に細かな凹凸処理を施すことで、外光の屈折率を連続的に変化させ、表面の反射率を低減した。着用者の視界が日光や照明の反射で妨げられないという。また、表面基材には透過率の高いポリカーボネートを使用し、着用者の表情がクリアに見えるようにした。
また、特殊なアクリル系樹脂とモスアイ構造を組み合わせることで、結露や呼気による曇りを防止する。フィルム表明に付着した水滴の表面積を素早く広げることで、水滴を早く乾かす。フィルム表面には傷のつきにくい特殊加工を施し、長期間使用できるようにした。
フレームには、チタンフレームを採用。プロダクトデザイナーの大浦イッセイ氏監修のもと、福井県鯖江市で製造した。また、フェイスシールドのフレームはポリカーボネート製も用意する。
チタンフレームのフェイスシールド(FG-800M/800S)はM/Sの2サイズ展開で、フレームの本体サイズは138×205×18/138×186×18mm(幅×奥行き×高さ)、フィルムのサイズは205×242×0.18mm(縦×横×厚さ)。フレームの重さは31/30g(M/S)、フィルムの重さは10g。フィルム2枚が付属する。
アイシールド(FG-500M)の本体サイズは、フレームが134×202×3mm(幅×奥行き×高さ)、フィルムが86×234×0.18mm(縦×横×厚さ)。重さはフレームが13g、フィルムが4g。フィルム2枚が付属する。
マウスシールド(FG-300M/300S)はM/Sの2サイズ展開で、フレームの本体サイズは120×195×83/120×195×57mm(幅×奥行き×高さ)、フィルムの本体サイズは137×206×0.18mm(縦×横×厚さ)。重さはフレームが7g、フィルムが4g。フィルム2枚が付属する。
ポリカーボネートフレームのフェイスシールド(FG-F10M)の本体サイズは、183×153×6mm(幅×奥行き×高さ)、フィルムの本体サイズは195×268×0.18mm(縦×横×厚さ)。重さはフレームが14g、フィルムが11g。フィルム1枚が付属する。
交換用フィルムも販売する。それぞれ3枚入りで、価格はチタンフレームフェイスシールド用が3,980円、アイシールド用とマウスシールド用が各2,980円、ポリカーボネートフレームのフェイスシールド用が3,480円(すべて税込)。