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[写真で見る]トレックのフルサスe-MTB「Rail 9.7」2021年モデル

トレックのe-MTBのフラッグシップモデル「Rail 9.7」。これまでに何度かレビュー記事をお届けしてきたが、フルカーボンフレームでボッシュ製のハイエンドのドライブユニット「Performance Line CX」を搭載する人気のモデルだ。

2021年モデルの「Rail 9.7」をいち早くお借りすることができたので、実車の写真をご紹介しよう。バッテリーやディスプレイなどの変更はあるが、基本的な構成は変わらない。価格は790,000円。Rail 9.7の詳細は下記の記事をご覧いただきたい。

・同じボッシュ製ユニットでも違いを実感!! スコットのGENIUS eRIDEとトレックRail 9.7を試乗
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・e-MTB4車種を一気に試乗比較!! 同じボッシュ製ドライブユニットでどれほど違うのか!?【トレック編】
・トレックのフルサスe-bike「Rail 9.7」と神鍋のe-MTB専用コースを初体験!! グランピングや豊富なアクティビティで家族サービスも

左が2021年モデル、右が従来の「Rail 9.7」
カラーがLithium Grey/Trek Blackに変更。より高級感の溢れるデザインに
ハンドル周り。ディスプレイがボッシュ製「Purion(ピュリオン)」から新モデルの「Kiox(キオックス)」に変更し、すっきりした印象に
「Kiox」はトップチューブに配置。MTBコースで試走中にディスプレイを確認することはなかったので、とても合理的な配置だと感じた
「Kiox」はカラー表示。ボッシュ製スマートフォン用アプリ「eBike Connect app」に走行データを連動させることもできる
左グリップに配置される「Kiox」の操作スイッチ。コンパクトで操作性にも優れる
最大75Nmのトルクを発生するボッシュ製ドライブユニット「Performance Line CX」は変わらず
ボッシュ製インチューブタイプのバッテリー「PowerTube」だが、容量が500Wh→625Whに変更されている。もともと625Whのバッテリー収納可能なスペースを確保していたそうだ。すでにRail 9.7を購入しているオーナーは、購入先のショップで625Wh「PowerTube」バッテリー(94,000円)を追加購入することも可能だ
フロントサスペンションは「RockShox Yari RC」でトラベル量は160mmで変更なし
リアサスペンションは「RockShox Deluxe RL」→「RockShox Deluxe Select+」に変更。Thru Shaft搭載RE:aktivダンパーは採用されていない。このへんはバッテリーが大容量になったが、価格を据え置きによるトレードオフだろう
コンポーネンツはSRAM製「NX Eagle」
前後輪ともタイヤのサイズは29×2.6インチ
油圧式ディスクブレーキは4ピストンキャリパー