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家族4人分の服が約72分で乾燥、アイリスオーヤマ「サーキュレーター衣類乾燥除湿機」
2020年10月15日 08:00
アイリスオーヤマは、除湿機とサーキュレーターを一体化し、業界最速クラスの約72分で衣類を乾燥できる「サーキュレーター衣類乾燥除湿機8L KIJDC-K80」を11月6日に発売する。店頭予想価格は32,800円。
除湿機とサーキュレーターを一体化し、デシカント式除湿機のヒーターの熱を利用した乾燥風をサーキュレーターで室内に循環させる衣類乾燥機。室内での自然乾燥時と比較して、衣類乾燥にかかる時間を大幅に短縮できる。
2019年発売モデル「KIJD-I50」から、除湿機のシロッコファンの風量やヒーター、熱交換器、除湿ローターを改良。同モデルと比較して1.6倍の8.0L/日の除湿性能を実現した。
具体的には既存品比で、ファンの風量を4%増やし、ヒーター数を1.3倍、熱交換器の表面積を1.4倍、除湿ローター部分の容積比を1.6倍に拡張。これにより、除湿ローターを加熱する際の温度ムラを抑え、より効率的に熱エネルギーを活用できる。
また、サーキュレーターの風量が4%増加したことで、既存品比で約23分短い約72分で衣類を乾燥でき、夜に洗濯した衣類も翌朝までに乾燥可能(試験条件:部屋の広さは6畳/室温20℃、湿度70%/除湿強運転/衣類の量2kg相当)。
新たに「おまかせ」モードを搭載。部屋の湿度を自動計測し、55%以上になると除湿運転し、55%以下になると送風運転を行なう。部屋の湿度を適切に保ち、広い部屋でもカビの繁殖を抑制する。
そのほか、自動首振り機能では、左右の首振り角度を50度/70度/90度の3段階で切り替え可能なうえ、上下の角度は水平から90度まで手動で調節できる。また、運転音を34dBに抑えて、音を気にせず気軽に使える。切タイマーも搭載し、2/4/8時間で設定できる。また新たに、排水タンクに取っ手が付き、簡単に持ち運べるようになった。
従来機同様に、湿度ナビランプで空気中の水分量が3段階の色で表示されるほか、除湿機とサーキュレーターが単独で使用できるため1年中活用できる。
本体サイズは334×285×739mm(幅×奥行き×高さ)。重さは11.5kg。電源電圧はAC100V(50/60Hz)。消費電力は720W。定格除湿能力は8.0L/日。除湿可能面積の目安は20畳(鉄筋コンクリート)。水タンク容量は約3.5L。使用温度は0~40℃。電源コード長は約2m。