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シャープ、洗剤が詰まりにくい自動投入のドラム洗濯機。好みの仕上がりをAI学習
2020年8月28日 11:00
シャープは、洗濯物の仕上がりの好みを学習する「AI標準コース」を搭載したドラム式洗濯乾燥機「プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-W113」を9月17日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は35万円前後。
洗濯/乾燥容量が11/6kgのドラム式洗濯乾燥機。無線LANによるAIoT機能を搭載し、AIoTクラウドサービス「COCORO WASH」と連携する。運転後に洗濯の仕上がりを評価すると、次回以降の運転に反映される「AI標準コース」を搭載。
AI標準コースでは、標準コースの洗濯・乾燥運転後に専用アプリから「シワが気になる」「しっかりすすぎたい」など洗濯物の仕上がりを評価すると、その回答をもとに次回以降の運転に反映する。毎回の洗濯ごとに評価することで「面倒な設定をしなくても、自動的に自分好みの仕上がりを実現するコースに成長する」という。
「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能を新搭載。投入方式には「負圧式」を採用し、洗剤を水と一緒に洗濯槽へ流し込むことで投入経路の洗剤詰まりを抑えられるとした。さらに洗剤・柔軟剤は種類によって粘度が異なるため、水の量が粘度に左右されない計量システム「流量計」を採用した。自動投入タンクの容量は、液体洗剤・柔軟剤ともに約600ml。
ほかにも、使用する洗剤・柔軟剤をCOCORO WASHに登録すると、各銘柄に応じた基準量を簡単に設定できるという。液体洗剤は38銘柄、柔軟剤は44銘柄から選択可能。
手入れ面では「乾燥フィルター/乾燥ダクト自動お掃除」機能を引き続き採用。乾燥フィルターに溜まったホコリを毎回自動で集め、手入れの際はホコリをつまんで捨てるだけの手軽さを実現したほか、乾燥効率の低下を防ぐとする。また洗濯のたびに乾燥ダクトと排気口を掃除する「乾燥ダクト自動お掃除」機能では、ダクト風路の形状を見直したことで風通しが向上し、よりホコリが溜まりにくくなったとしている。
「プラズマクラスター」を搭載し、ジャケットなど洗いにくい衣類をケアする「除菌・消臭コース」を備える。このほか洗濯槽内のカビ菌の繁殖も抑制するという。
本体サイズは、640×727×1,115mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約83kg。洗濯～乾燥時の運転時間/消費電力量/標準使用水量は、約155分/600Wh/52L。カラーはシルバー系。
同時に、「乾燥フィルター自動お掃除」機能非搭載の「ES-WS13」も発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は31万円前後。
洗濯の仕上がりを自分好みに近づけられる「AI標準コース」や「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能を搭載。洗濯/乾燥容量は11/6kg。
本体サイズは、640×727×1,115mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約80kg。洗濯～乾燥時の運転時間/消費電力量/標準使用水量は、約170分/900Wh/54L。カラーはブラウン系。
