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シャーク、日本専用開発“絡まない”スティック掃除機「EVOPOWER SYSTEM」

EVOPOWER SYSTEM。左の2本がCS401シリーズ、右の2本がCS200シリーズ

シャークニンジャは、日本専用に開発したコードレススティック掃除機「EVOPOWER SYSTEM」2シリーズを8月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はマルチフロア対応の「CS401シリーズ(CS401J)」が45,000円前後、フローリング専用の「CS200シリーズ(CS200J)」が30,000円前後。

“サッと取って、サッと使える”という既発売のハンディ型「EVOPOWER」の特徴を、スティック型でも活かせるようにシステム化し、日本市場向けに開発したのが今回のEVOPOWER SYSTEM。「1kg未満のハンディの中でもっとも強力な吸引力(ブーストモード時)」と、新開発のヘッドによりゴミの吸い取り性能を向上。アタッチメントの付け替えも片手でしやすくなっている。スティック時もスリムなため、ベッドの下など狭いスペースを掃除しやすいのも特徴。

CS401シリーズ
スティック時に狭い隙間にも使いやすくした

2機種の大きな違いはヘッド部とバッテリーの本数。マルチフロア用の「CS401」は、髪の毛もペットの毛も絡まないという新開発ブラシレスパワーフィンを採用。バッテリーは2本同梱し、合計最長40分(ハンディ時)使える。

CS401J。左からメタリックグレイ、ロイヤルブルー
ハンディ時

フローリング専用の「CS200J」は、空気の流れと床面の密閉性を追求したヘッドを採用。バッテリーは1本で最長20分(ハンディ時)だが、家の中が主にフローリングの場合、CS200Jの方が最適だという。

本体カラーも日本向けにセレクトされたもので、CS401Jがロイヤルブルーとメタリックグレイ、CS200Jがルビーレッドとノルディックブルーのそれぞれ2色を用意する。

CS200Jのルビーレッド(左)とノルディックブルー(右)

毛が絡まないヘッドの「CS401J」、フローリングのゴミを逃さない「CS200J」

マルチフロア対応「CS401J」のヘッド部には、新開発した独自のブラシレスパワーフィンを搭載。これまでのブラシローラーでは取り残しがあったような場合でも、新機構によりあらゆる床に常に密着し、一度でより多くのゴミを取り除くという。

CS401Jのヘッド部に採用しているパワーフィン

また、これまではブラシローラーに毛が絡みやすかったのに対し、「髪の毛もペットの毛も絡まない」(長さ45cmの毛0.25gを0.6m2のフローリングで10サイクルテストした結果)としている。

カーペットに撒いた毛を吸いこむデモ
吸い込んだ直後にヘッド内部を見ても、毛がローラーなどに残っていなかった

スティック時の重量は1.9kg。全体の軽さを追求するよりも、ヘッドのスムーズな動きなど重量のバランスを考慮した設計だという。

CS401Jに2本付属するバッテリーのうち1本は、ドック部で充電可能。ミニモーターヘッドも付属し、ふとんやマットレスも手軽に掃除できるという。

ミニモーターヘッド装着時
CS401Jのロイヤルブルー

フローリング専用の「CS200J」は、新開発ヘッドによりフローリングでキャッチしたゴミを逃さず吸い込むというモデル。バッテリーは1本だが、追加購入すればドック部でも充電できる。

CS200Jのヘッド部

両機種とも、アタッチメントの付け替えは片手で可能。上部両脇にある2つのボタンを指でつまむと取り外し、他のヘッドに差し込むと装着。ゴミ捨てもワンタッチで行なえる。

両脇のボタンで着脱も簡単
ゴミ捨てもワンタッチ

共通のアクセサリーは、ブラシ付き隙間用ノズル、マルチノズル、布団用ノズル、充電ドック兼アクセサリースタンド。

CS200Jのルビーレッド

本体サイズは、ハンディ時がいずれも67×86.5×500mm(幅×奥行き×高さ)。スティック時は、CS401Jが267×124×1,005mm(同)、CS200Jが267×124×995mm(同)。重量はハンディ時約0.9kg。スティック時は、CS401Jが約1.9kg、CS200Jが約1.5kg。

バッテリーも本体に合わせたスリムな形状で、最長運転時間は、CS401J(バッテリー2本)がスティック24分、ハンディ40分。CS200J(バッテリー1本)はスティック12分、ハンディ20分。充電時間は約3.5時間。