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外出先からお風呂に給湯、シャープのAIoTが大阪ガスやリンナイ機器と連携

シャープの専用アプリ「COCORO HOME」で、大阪ガス、ノーリツ、リンナイのガス給湯器などが操作可能になる

シャープ子会社のAIoTクラウドは、独自のAIoTプラットフォームを活用したサービスとして初めて、大阪ガス、ノーリツ、リンナイなど他社機器との連携を5月28日に開始する。これにより、シャープの専用アプリ「COCORO HOME」で外出先から自宅のお風呂を沸かしたり、帰宅時に複数の家電と給湯器をまとめて操作したりなどが可能になるという。

連携するのは、大阪ガスのガス給湯器と家庭曜燃料電池エネファーム、ノーリツとリンナイのガス給湯器。いずれも無線LAN対応モデルのみで、対応機種はリストから確認可能

連携機器

COCORO HOMEは、シャープ製AIoT機器同士を連携するスマートホームサービス。家電の一括操作ができるほか、洗濯機の運転終了を冷蔵庫が知らせてくれるといった、離れた場所にある家電の運転状況を近くにある家電が教えてくれる機能などを備える。

今回、他社機器と連携したことにより、COCORO HOMEアプリ上で外出先からお風呂を沸かすほか、家電と給湯器の連携操作、一括操作などが簡単にできるようになった。追い焚きやそのほかの操作をしたいときは、「詳しい操作」ボタンを押せば各社のガス機器専用アプリが起動し、さらに詳しい操作が可能になる。

「まとめて操作」機能では、あらかじめ登録した機器の一括操作が行なえる。例えば、帰宅時にエアコンとテレビの電源ON、お風呂のお湯はりを一括ででき、毎日の手間が減らせるという。

追い焚きやそのほかの操作をしたいときは、「詳しい操作」ボタンを押せば各社のガス機器専用アプリが起動する

関西電力ユーザー宅で、家電と連携した見守りサービスも開始

また同社は、関西電力の見守りサービス向けに家電データの提供も開始した。関西電力とサービス契約を結んだユーザー宅で利用されている、同社AIoT対応冷蔵庫・空気清浄機のデータを関西電力に提供する。

これにより、関西電力が運営する見守りサービス「はぴeまもるくん」上で、冷蔵庫のドア開閉データや空気清浄機のセンサーデータを基に、離れて暮らす家族の状況がわかるようになる。親の家の冷蔵庫のドアが開いたり、空気清浄機のセンサー反応があったりするとメールやLINEで通知が届き、プライバシーに配慮しながらきめ細かく様子を見守れるという。

関西電力が運営する見守りサービス「はぴeまもるくん」と連携