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ドライヤーの正しい使い方、傷みにくい乾かし方とは? クレイツが解説
2020年5月12日 18:15
美容家電メーカーのクレイツが、メーカー視点での「ドライヤーの正しい使い方・傷みにくい乾かし方」を、同社ホームページで解説している。
同社によれば、美しい髪を育むには、大きく4つのステップがあるという。
<ステップ1>髪の水気を取る
まずはドライヤーを使う前に、タオルで髪の水気を取ること。頭皮マッサージをするイメージでタオルを髪にあてていき、髪の中間から毛先はタオルで包んでプレスするように拭くと良いとする。
ステップ1の注意点は、髪の根元をゴシゴシと荒く拭かないこと。タオルとのこすれにより、ヘアダメージへと繋がるという。また濡れている状態で、細かいヘアブラシやクシでブラッシングするのもNG行為。手ぐしで絡まりをほどく程度にとどめるべきだとする。
<ステップ2>ドライヤーの「強温風」モードで根元から乾かす
髪の毛は、乾きにくい根元から乾かしていく。ドライヤーの「強温風」モードで、完全に乾かすのではなく、全体を80%ほどまで乾かす。
ステップ2での注意点は、ドライヤーの風を一点に集中させないこと。髪が傷まないように、ドライヤーをフリフリさせて、熱を散らしながら風をあてていくのがポイントだとする。
<ステップ3>ドライヤーの「弱温風」モードで前髪から仕上げる
髪全体を80%ほど乾かしたら、ドライヤーを「弱温風」モードに切り替えて、まずは前髪から仕上げていく。
髪のクセが気になる時には、両方向からおでこに撫でつけるように乾かすと良いという。
<ステップ4>ドライヤーの「弱温風」モードで全体を仕上げる
最後に、同じく「弱温風」モードで、髪の毛を下方向に引っ張りながら乾かしていく。この際に、ドライヤーの風を下からあてると、不自然なボリュームが出てしまううえに、髪表面のキューティクルがめくれて、ダメージの要因になりかねないので、注意が必要。
毛流れやシルエットが整ったら、最後に冷風を全体的にあてる。冷風をあてることで、乾かしすぎを防ぎ、ツヤ感をアップさせる効果があるという。
さらなる美髪ポイント
髪を乾かすのは遅くとも「入浴後30分以内」が良いという。
またアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)をつけるなら、ドライヤー前がおすすめ。塗り過ぎると、かえって乾きにくいベタベタとした髪になるため「気持ち少なめの量」を意識すると良い。
全体の仕上げに、ブラシを用いたブローを行なうと美容院帰りのような髪に仕上げられるという。
さらに詳しい解説は、同社ホームページに掲載されている。おうち時間の増えている今のうちに、正しい髪の乾かし方をマスターしておこう。