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サンスター、次亜塩素酸水溶液で消臭除菌する希釈不要のスプレー
2020年3月5日 06:00
サンスターは、病院や在宅介護など室内向けの消臭除菌スプレー「QAIS -clear-(クワイスクリア) 500ml」を、3月31日に発売する。価格は1,600円(税抜)。病院・介護施設向け、およびECサイトで販売予定。
弱酸性の次亜塩素酸水溶液を主成分とした、消臭除菌スプレー。ニオイの原因菌等の細菌、ウイルスへの除去効果を発揮するという。
病室や介護現場での衛生処置(嘔吐物、排せつ物など)、ドアノブや手すりの菌・ウイルスの除去を行なう用途として製品化したとする。容量は500mlで、約600回スプレー可能。
医療・介護現場における衛生処置では、次亜塩素酸ナトリウム原液を、使用時に水で希釈してタオルなどに浸み込ませてふき取るのが一般的だという。だが、菌、ウイルス除去効果は高いものの手間が掛かっていた。
今回発売する「クワイスクリア」は、ノンアルコールで弱酸性の次亜塩素酸水溶液を採用。希釈の必要がなく、医療・介護現場の突発的な処置にも素早く対応でき、優れた消臭・菌、ウイルス除去効果を持つことを特徴としている。
同社は2019年9月に、ニオイの原因物質や菌、ウイルスを光触媒反応で水や二酸化炭素などに分解する高性能脱臭・除菌システム「QAIS -air- 01(クワイスエアーゼロワン)」を、主に病院や介護施設向けとして発売。室内に浮遊する臭気物質や菌・ウイルスを吸気ファンで機器内に取り込んで脱臭・除菌・不活性化するという。
「クワイスクリア」は、「QAIS」シリーズ第2弾として製品化。クワイスエアーゼロワンと組合せることで、医療・介護現場でのニーズによりきめ細かく対応できるとする。