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パナソニック、塩タブレットの自動投入機能を追加した「ジアイーノ」

 パナソニックは、次亜塩素酸による空間の除菌と脱臭を行なう「ジアイーノ」に、適用床面積~18畳向け「F-MV4100」と同〜12畳向け「F-MV2100」を追加し、9月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に150,000円前後、100,000円前後(いずれも税抜)。

ジアイーノ「F-MV4100」

 次亜塩素酸による空間の除菌と脱臭を行なう、空間除菌脱臭機。

 同機は、食塩水内のナトリウムイオン(Na+)と塩化物イオン(Cl-)を電気分解し、次亜塩素酸(HOCl)を発生させる。この次亜塩素酸水を吸ったフィルターに、ファンで空気を送ることで、部屋に次亜塩素酸を拡散させる仕組み。

 新たに塩タブレット自動投入機能を搭載。従来は、塩タブレット1錠を3日に1回の頻度でトレー内の指定位置に投入する必要があった。新モデルでは、本体内の「塩自動ユニット」にあらかじめ塩タブレットを入れておけば、最適なタイミングで自動投入されるという。

塩タブレットの補充方法。まず本体のサイド扉を開け、側面の上部に設置されている塩自動ユニットを取り外す。塩自動ユニットの蓋を開けて、塩タブレット60〜70粒を入れて、再度、本体内に設置する

 また本体内の風路設計を変更することで風量を増量。これにより、本体サイズが同じ2017年発売の「F-MV3000」の適用畳数が15畳だったのに対し、「F-MV4100」は18畳へと拡大。同様に2017年発売の「F-MV1500」が10畳だったのに対し、「F-MV2100」は12畳にまで対応できる。

従来品との風路設計の比較(イメージ図)

 運転モードは、静音/中/強/自動の4モードで、モードの大小は風量の違いだとする。電解強度は弱/中/強の3段階で調整できる。なお自動モード時には、搭載するニオイセンサーや温湿度センサー、照度センサーにより、部屋の明るさや空気の汚れを検知し、最適な風量に調整するという。そのほか、静音モード時には、28dB以下で運転し、眠りを妨げることなく部屋の空気をキレイにする。

 いずれも本体サイズは約398×240×710mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約11.2kg。タンク容量は約2.1L。4輪キャスター付き。カラーは、F-MV4100がステンレスシルバーとホワイト、F-MV2100がホワイト。