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次亜塩素酸をその場で生成。パナソニックの携帯除菌スプレー

次亜塩素酸 携帯除菌スプレー DL-SP006

パナソニックは、持ち歩きに便利な「次亜塩素酸 携帯除菌スプレー DL-SP006」を2月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,000円前後(税別)。

次亜塩素酸を生成するデバイスを搭載した携帯用の除菌スプレー。外出先のテーブル、ショッピングカートなどの気になる場所を除菌できる。原料は塩水のみで、アルコールなどの薬品は不使用のため、身の回りのものに安心して使えるとしている。

本体に電解槽を内蔵。専用の塩水を本体に入れ、スイッチを押すと電気分解を開始し、約1分で次亜塩素酸を生成する。生成された次亜塩素酸は、約4時間除菌効果が持続。次亜塩素酸は時間が経つと除菌の効果が弱まるという特性があるが、使用するたびに電解スイッチを押すことで、有効塩素濃度が高い状態を保てるとする。

電解槽を内蔵。スイッチを押すたびに次亜塩素酸を生成する

一般的に次亜塩素酸は塩水を電気分解した水溶液で、プールの除菌や水道水の浄化、食材の洗浄などに使用されているという。本機は空間を除菌するものではなく、テーブルや子供のおもちゃなど、除菌したいものに噴霧して使用する。なお、人体へ直接噴霧しないよう注意が必要。

専用の塩水パックを10個同梱し、1個につき約50回の噴霧が可能。また別売の塩水パック(90個入り)を用意する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,000円前後(税別)。

電源は単四形乾電池1本。アルカリ乾電池を使用した場合、約30回の電解が可能。同社の乾電池「エボルタ」「エボルタNEO」を使用すると、それぞれ約50回、約70回の電解ができるとする。

本体はスリムなスティック形状を採用。化粧ポーチにも入るコンパクトサイズのため、外出先への持ち歩きにも便利だという。

本体サイズは、19×20×154mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約34g(電池含まず)。タンク水容量は約5ml。単四形アルカリ乾電池、塩水パック10個が付属する。

持ち運んでいつでも除菌できる
ポーチにも入るコンパクトサイズ