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パナソニック、アンダーヘアを安全にお手入れできるVIO専用シェーバーと、ムダ毛を目立たなくする光美容器

 パナソニックは、女性のアンダーへア用シェーバー「VIOフェリエ ES-WV60」を5月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6,000円前後(税抜)。

VIOフェリエ ES-WV60

 アンダーヘアを安全に手入れできるVIO専用シェーバー。従来のボディ用フェリエ(ES-WR50)の約3倍のパワーを有するモーターを搭載し、デリケートゾーンに生えた太い毛も一気にカットする。IPX7相当の防水性能を備えており、お風呂の中で使用可能。丸洗いもできるため、いつでも清潔に保てるという。

 カットに使用するトリマー刃は、固定刃と可動刃の2枚構造。肌に当たる固定刃は、刃先が丸いため肌当たりが良い。内部の可動刃は、45度の角度をつけたエッジ刃を採用し切れ味が良く、毛が引っ張られて痛いといったことがないとしている。

 仕上げに使用するネット刃は男性用シェーバーのような形状で、網状の外刃と可動式の内刃を搭載する。トリマー刃よりも毛を短くカットできるためチクチクせず、肌触りをすべすべに仕上げられるという。

毛をカットするトリマー刃
肌触り良く仕上げるネット刃

 このほかI/Oラインに使用する際、肌に刃が触れないようにするスキンガード、Vゾーンのボリューム調節や毛の高さを揃えられるボリュームダウンコームが付属する。

 本体サイズは31×26×169mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約75g。単三形アルカリ乾電池1本で駆動する。使用可能時間は、トリマー刃で1回約5分、週に2回使用した場合で約1カ月。

幅広い世代から関心を集めるアンダーヘアの処理

 会場では、疑似毛を使って実際の剃り心地を確認できた。まずはトリマー刃を使用。毛に逆らってすくい上げるように剃るのがコツだという。肌に刃を当てると、1cm以上の長さがあり太くしっかりと生えた毛もあっという間に剃れた。

 そして刃をネット刃に付け替え、毛をさらに短くカットし肌をつるすべに仕上げる。髭剃りのように肌に直角に当て何度か往復させると、トリマー刃だけではチクチクしていた表面が、触ってもいたくないほどになめらかになっていた。

太く長い毛も簡単に剃れる
トリマー刃だけではチクチクしていたが、ネット刃でなめらかな仕上がりになった

 同社の調査によると、20代の約60%が自宅や脱毛サロンでアンダーヘアを処理しているという。自宅での処理や、脱毛サロンへ通う際の事前処理としてT字カミソリが使われることが多いが、肌への負担が大きいなどの不満があった。

 一方、40代以上の女性の中でも将来、介護をしてもらう際にオムツ交換などの負担を軽減させたいと「介護脱毛」を検討する人が増加。同社は世代を超えてアンダーヘアへの関心が高まっている中、VIO専用シェーバーを使用することで安全に処理し、快適に過ごせるとしている。

VIOラインの毛を処理する女性が増加している
右側がT字カミソリを当てた跡。左側は本機を当てているが、ストッキングへのダメージはない

光美容器「光エステ<ボディ&フェイス用> ES-WP82」

 また光を当てることでムダ毛をケアし、さらにフェイスケアもできる光美容器「光エステ<ボディ&フェイス用> ES-WP82」を3月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は75,000円前後(税抜)。

光エステ<ボディ&フェイス用> ES-WP82

 光を肌に当てることでムダ毛ケアできる光美容器。フラッシュが毛穴に残ったムダ毛の色に反応し、使うほどにムダ毛が目立たず、すべすべな肌になるという。ムダ毛ケアと同時にフェイスケアも可能なほか、男性のヒゲにも使える。

 2本のランプで連続照射する。2回に分けて連続発光することで、ハイパワーながらも肌への刺激が少ないという。刺激になりやすい光エネルギーを吸収する波長調整フィルターを搭載しており、デリケートな顔の肌にも使用可能。

2本のランプで連続照射することで肌負担を減らす

 照射レベルは1~5に設定できるほか、本機では新たに「スピード照射モード」を用意。約1.0秒間隔でフラッシュを連射することで、手入れ時間を短縮できる。従来モデル(ES-WP81)の照射間隔は1.6秒。

 本体サイズは79×56×253mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約402g。コード長はACアダプターが1.8m、電源コードが1m。ボディ用アタッチメント、フェイス用アタッチメント、ビキニ用アタッチメント、ポーチが付属する。

約1.0秒間隔でフラッシュを連射する「スピード照射モード」を搭載
使い続けるうちにムダ毛が目立たないすべすべ肌になれるという