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STIHL、エンジンチェーンソーに匹敵するパワーを備えた電圧36Vのバッテリーチェーンソー
2020年2月18日 00:00
STIHL(スチール)は、ブラシレスモーターを搭載したプロフェッショナルユーザー向けのバッテリーチェーンソー「STIHL MSA 220 C-B」を発売した。価格は本体/ガイドバー/ソーチェンのセットが54,800円、バッテリーと充電器を加えたセットが79,800円、さらにバッテリーが2つ付属するセットが99,800円(いずれも税抜)。
ECモーター(電子制御式=ブラシレスモーター)を搭載した、プロフェッショナル向けの電圧36Vの電動チェーンソー。
一般的にバッテリーチェーンソーは、エンジンチェーンソーと比較して、パワーや作業時間で劣るというイメージを持たれている。だが同機は、プロ仕様の同社製エンジンチェーンソー「STIHL MS 201 C-M」と同等のパフォーマンスを実現したという。
採用したECモーターは、耐久性に優れ、バッテリーのパワーを無駄なく効率的に伝える。そのため機械の長時間使用を実現し、バッテリーがなくなるまで、安定して高いパフォーマンスを発揮できるという。
ソーチェンやガイドバーなどのカッティングアタッチメントにもプロ仕様のパーツを採用。高い切削・切断性能を持つ「STIHL フルチゼルソーチェン3/8" PS3」を標準搭載。モーターやバッテリーの能力だけではなく、高性能なソーチェンを採用したことで、プロ仕様のエンジンチェーンソーに匹敵する24m/sのチェンスピードを実現したとする。
またチェンオイルの補給やソーチェンの張り調整に工具は不要。STIHL ツールフリータンクキャップにより、工具なしでのメンテナンスを可能とした。
本体の重さは2.9kg。標準ガイドバーの長さは35cm。推奨バッテリーは「AP 300S」。