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HiKOKI、コンクリートや石材の穴あけができる「ロータリハンマドリル」
2019年7月9日 14:41
工機ホールディングスは、コンクリートや石材の穴あけができる「ロータリハンマドリル」4機種を、HiKOKI(ハイコーキ)ブランドから7月9日に発売した。価格は29,000円~39,500円(以下、すべて税抜)。機能の違いは、独自の低振動機構UVP(特許)の有無など。
コンクリートや石材の穿孔(穴あけ)や、“はつり”に使用する電動ドリル。工具を上に向けた状態で使われることもあるため、コンパクトな製品が求められるが、本機はいずれも短い全長で穴あけ位置が狙いやすいコンパクトボディと、国内トップクラスの穿孔スピードを特徴としている。
粉塵の侵入を抑制する「ラビリンス風窓」も採用。吸気側の風窓を2層で覆い隠すラビリンス構造で、粉塵の侵入を抑制。モーター損傷を緩和する。
いずれもサイドハンドル、デプスゲージ、プラスチックケースが付属する。
低振動機構で、作業者の負担を軽減「DH 28PCY2/DH 28PBY2」
上位モデルの「DH 28PCY2/DH 28PBY2」では、特許取得済みの低振動機構UVP(User Vibration Protection)を搭載。板ばねとウェイトで構成された動吸振器を本体と共振させることで振動を吸収し、作業者の負担を軽減するという。
振動値は、UVP非搭載の従来機(DH 28PCY)と比較して、約24%の低減を実現。全長も18mm短縮されており、穴あけ位置が狙いやすく、取り回しに優れているという。
いずれも本体サイズは、360×199×83mm(全長×全高×全幅)で、重量は約3kg。消費電力は850W。回転数は0~1,100回/分、打撃数は0~4,300回/分。穴あけ能力は、コンクリートが3.4~28mm、鉄工が13mm、木工が32mm。
DH 28PCY2に搭載されているモードは、「回転/回転+打撃/打撃」の3種類。価格は39,500円。
DH 28PBY2に搭載されているモードは、「回転/回転+打撃」の2種類。価格は33,000円。