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エレコム、設置場所に電源がなくても使えるPoE対応の監視カメラ5機種

 エレコムは、レコーダーに繋ぐだけで使えるネットワークカメラ5機種を、2020年1月上旬に発売する。全方位4Kタイプの「SCB-EF4K03」や、防水防塵のバレットタイプ「SCB-EB2M01」など5機種をラインナップ。価格はオープンプライス。法人向け製品のため予想売価は非公開。

設置場所に電源がなくても使える監視カメラ

 設置場所に電源がなくても、ネットワークレコーダーに接続して使える、PoE(Power over Ethernet)対応の監視カメラ。赤外線LEDを搭載しており、暗所でもクリアに撮影できるモードや、コントラストの強い場所でも鮮明に撮影できる機能などを備えているという。設置場所に合わせて選べる3タイプ5機種を展開。

全方位4Kタイプ1機種

全方位4Kタイプ「SCB-EF4K03」

 1台のカメラで広範囲を撮影できる全方位タイプ「SCB-EF4K03」。1,200万画素CMOSセンサーを搭載し、魚眼映像で最大4,000×3,000ピクセルの高精細な4K映像を撮影可能。また1台で4方向・4台のカメラとして使え、4分割映像をそれぞれフルHDで撮影できるという。

 保護等級IK10の耐衝撃性能を備え、双方向の音声通信が可能なため音声での警告も発信可能。店舗での防犯カメラとして活躍するとしている。

4K魚眼映像のほか、4台のカメラとしても使える

バレットタイプ2機種

固定焦点バレットタイプ「SCB-EB2M01」
電動可変焦点バレットタイプ「SCB-EB2M02」

 バレット型の監視カメラは、固定焦点タイプと電動可変焦点タイプの2機種を展開。

 固定焦点タイプは撮影方向を明確にでき、駐車場や店舗、倉庫などの監視に最適だという。電動可変焦点タイプは最大約4.3倍ズーム機能を搭載し、設置してから画角をリモートで変更できる点を特徴としている。

 いずれも200万画素CMOSセンサーを搭載し、最大1,920×1,080ピクセルのフルHD映像を撮影可能。赤外線照射距離は最大約25m。IP67に適合した防水防塵設計で、屋外での撮影に向くとしている。

ドームタイプ2機種

固定焦点ドームタイプ「SCB-ED2M01」
電動可変焦点ドームタイプ「SCB-ED2M02」

 ドーム型の監視カメラも、固定焦点タイプと電動可変焦点タイプの2機種をラインナップ。

 固定焦点タイプは広角で幅広く撮影可能。電動可変焦点タイプは最大約4.3倍ズームと、薄暗い場所でも鮮明な映像を撮影できるF1.6レンズを特徴とする。

 いずれも200万画素CMOSセンサーを搭載し、最大1,920×1,080ピクセルの高精細なフルHD映像を撮影可能。IP67の防水防塵、IK10の耐衝撃性を備え、屋外の軒下や店舗、倉庫などの設置に最適としている。

ネットワークレコーダーも3シリーズ11機種を発売

4ch対応のネットワークレコーダー「SRB-E04101シリーズ」

 また同時に、ネットワークレコーダーも11機種を発売する。同社の監視カメラ自動登録機能を備えており、対応の監視カメラ「SCBシリーズ」とつなぐことで、カメラ映像をすぐに録画できるという。

 カメラを最大4台接続できる4ch対応のネットワークレコーダー「SRB-E04101シリーズ」、最大8台接続できる「SRB-E08201シリーズ」、最大16台の「SRB-E16201シリーズ」を展開。それぞれに容量の異なる複数モデル(2〜16TB)をラインナップする。価格はオープンプライス。法人向け製品のため予想売価は非公開。