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東芝、本体サイズを約15%カットしながら稼働時間がアップしたコードレス掃除機「トルネオ V」

 東芝ライフスタイルは、本体体積を約15%削減しながら連続運転時間がアップした、コードレススティッククリーナー「TORNEO V cordless(トルネオ V コードレス) VC-CL1600」を、12月初旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は65,000円前後(税抜)。

コードレススティッククリーナー「トルネオ V コードレス VC-CL1600」

 スリム・軽量化を実現したコードレススティッククリーナーの新モデル。近年、共働き世帯の増加を背景に家事の時短・省手間が求められている中、コードレススティッククリーナーは「気付いたときにすぐに掃除できる」ように、さらに軽く、取り回しがラクな仕様が好まれているという。

 そこで同社はサイクロン部構造を見直し、第2分離部の「コーン」を8気筒から6気筒に減らして軽量化を実現。延長管やヘッドを含めた標準質量は、約5%軽量化して1.8kgになったという。コーン数は減ったが、風路を見直すことで99%以上の吸引持続と分離能力を実現したとする。モーターは、毎分最大約11万回転する、ハイスピードDCモーター HD25を搭載。

 また、従来モデル(VC-CL1500/500)では延長管の上側に配していたモーターとダストカップ部を、新モデルでは延長管に対して斜め下側に配置した「SLANT(スラント)デザイン」を採用。ハンドルの握りやすさを維持したまま、本体体積を約15%削減しスリム化を実現したとする。

モーターとダストカップ部を、延長管に対して斜め下側に配置した「SLANTデザイン」を採用
スリム・軽量化を実現し、ラクに掃除できるという

 軽量・スリム化しながら、運転制御も見直して連続稼働時間が向上。クリーナーヘッド使用時の「標準モード」連続運転時間は、従来の25分から30分にアップした。

 ダストカップは従来同様、ゴミを約1/3に圧縮できる仕様。ゴミ捨て時のホコリの飛び散りや舞い上がりを低減し、ゴミ捨てがラクにできるという。ダストカップ内は帯電防止加工を施しているため、ゴミの付着を抑制する。ダストカップのほか、排気清浄フィルター、クリーナーヘッドの手入れカバーと回転ブラシは取り外して水洗い可能。

ダストカップや、排気清浄フィルターなどは取り外して水洗い可能

 このほか、掃除途中に壁に立てかけられる本体背面の「滑り止めゴム」や、一度に広範囲のゴミを吸い取れるワイド幅の自走式ヘッド「ラクトルパワーヘッド」、ゴミの有無を確認しながら掃除できる「ゴミ残しまセンサー」などを搭載する。

 バッテリーはリチウムイオンバッテリーで、充電時間は約5時間。連続運転時間は、標準モードが約30分/約35分(ヘッド装着時/非装着時)、おまかせモードが約8~20分、強モードが約8分。

 スティック時の本体サイズは、266×210×1,060mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.8kg。集じん容積は0.15L。ふとん用ブラシ、丸ブラシ、すき間ノズルが付属する。カラーはグランレッドとピンクブロンズの2色。

ふとん用ブラシ
丸ブラシ

 このほか、すき間ノズルのみが付属品する「VC-CL600」も同時に発売。価格はオープンプライス。店頭予想価格は55,000円前後(税抜)。

 吸引性能や本体サイズなどはVC-CL1600と共通。カラーはホワイト。

「VC-CL600」ホワイト