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東芝、吸引後のゴミを圧縮してゴミ捨ての手間を省くサイクロン式のスティッククリーナー

 東芝ライフスタイルは、吸引したゴミの圧縮率を高め、ゴミ捨て時のホコリの飛び散りや舞い上がりを軽減するサイクロン式のコードレススティッククリーナー「TORNEO V cordless(トルネオ ヴィ コードレス)」、VC-CL1500とVC-CL500の2機種を8月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に70,000円前後、60,000円前後(いずれも税抜)。

TORNEO V cordless(トルネオ ヴィ コードレス)
本体カラーはグランレッドとグランブロンズの2色

 吸い取ったゴミを圧縮して、ゴミ捨て時のホコリの飛び散りや舞い上がりを低減させる「トルネードプレス」を新搭載したコードレススティッククリーナー。

 3つの気流により、微細な塵や花粉などを分離するバーティカルトルネードシステムを採用。同システムにより、ダストカップ内のサイクロン部にはフィルターが不要なため、排気フィルターの目詰まりを抑えられ、吸引力が99%以上持続するという。

3つの気流により、微細な塵や花粉などを分離するバーティカルトルネードシステムを採用

 新たに、ゴミを圧縮するための「シェード」外周に、らせん形状の羽根を設置。ダストカップ内を周状に廻っていた風の流れを、下向きに変化させることで、シェード内の上昇気流を素早く発生させる。このシェード内の上昇気流を強化することにより、ダストカップ内に溜まったゴミを強力に圧縮するという。

 ゴミが圧縮されるため、ゴミ捨て時のホコリの飛散や、サイクロンカップ内のネット部へのゴミの付着を低減。簡単にゴミ捨てが可能となるとする。

ゴミ捨て時のホコリの飛散や、サイクロンカップ内のネット部へのゴミの付着を低減

 走行が重くなりがちな絨毯上でも軽い力でヘッドが進む、ゴミの吸い込み幅がワイドな、自走式「ラクトルパワーヘッド」を採用。様々な床や壁ぎわの細かなゴミをしっかり取り除き、床の菌を約99%除去できるとする。

 本体が1.9kgと軽量。手元は握りやすく持ちやすいラウンド形状の「らくわざフリーグリップ」を採用し、モーター部と電池をバランス良く配置することで、実際よりも軽く感じさせる。

 さらに、ゴミを風で掃き出す「エアブロー」、手元のランプの点灯表示で床のゴミの有無を確認できる「ゴミ残しまセンサー」、ヘッドを浮かせると約3秒後に一時停止して60秒後には運転停止する「節電ストップ機能」を搭載する。

窓のレールや玄関などのゴミを風で掃き出す「エアブロー」

 様々な場所の掃除をしやすくする多彩な付属品を同梱。VC-CL1500とVC-CL500はいずれも、エアブローノズル/丸ブラシ/すき間ノズルを同梱。VC-CL1500のみに、付属品用ホース/ふとん用ブラシ/付属品収納バッグも付属する。

丸ブラシを使っているところ
すき間ノズルを使っているところ
付属品用ホースなどを使うと高い場所もラクに掃除できる

 VC-CL1500とVC-CL500の違いは、本体カラーの違いと付属品用ホース/ふとん用ブラシ/付属品収納バッグの有無。本体仕様は同じ。

 本体サイズは266×1,030×224mm (幅×奥行き×高さ)。標準質量は1.9kgで、本体質量は1.4kg。集じん容積は0.2L。連続運転時間は、標準モードで約20〜25分間、おまかせモードで約8〜20分間、強モードで約8分間。充電時間は約5時間。

VC-CL500