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東芝、吸引力を変えずに軽量化したコードレススティッククリーナーで、毎日の掃除が楽になる
2019年11月6日 20:55
東芝ライフスタイルは、従来機の吸引力は維持しながら本体サイズを約15%縮小したコードレススティッククリーナー「TORNEO V cordless(トルネオ V コードレス) VC-CL1600/600」と、コードレス/コード付き衣類スチーマー「TAS-X5/TAS-V5」のメディア向け新製品体験セミナーを開催した。
スティッククリーナーは吸引持続力と持ちやすさにこだわり
コードレススティッククリーナーの市場は、同社の調べによると「サッと取り出せて手軽に使える」「小回りが利く」などの需要から年々拡大しているという。2019年度は掃除機全体の市場において、約半数をコードレススティッククリーナーが占めると予測している。
コードレススティッククリーナーを選ぶ際に重要視されるのは、吸引力の強さ・持続性、掃除動作のしやすさ、本体の軽さだという。
「VC-CL1600」「VC-CL600」は吸引持続力と軽さを追求し、99%以上の吸引持続力は維持しながら本体の体積は15%縮小、質量は1.9kgから1.8kgに軽量化した。フィルターレスのスティッククリーナーでは業界最軽量だとしている。
軽量化・コンパクト化にあたり、ダストカップを小径化。またサイクロン部の構造を見直し、ダストカップ内で分離されたゴミをさらに細かく分離する「集塵分離コーン」の数を8気筒から6気筒に減らした。コーン数は減ったが、コーンの径と長さ、風路を調節することで吸引持続力と分離性能は維持しながら、軽量化を実現したという。
実際に持ち上げて比較してみると、新モデルは見た目以上に軽く、扱いやすい。特にヘッドを左右へ動かす際に、腕への負担が少なくなったと感じた。
立てかけたクリーナーを正面から見たときに、従来モデルのダストカップは延長ノズルの手前側に配置されていたが、本機では奥側に配置。これにより、重心を下げることができ、動かしやすくなると同時に、ダストカップの延長線上にモーターを配置でき、吸引力を確保できたという。
手首をひねるとヘッドが連動する「スイング連動」はとても便利で、部屋の角や狭いところを楽に掃除できる。床上6.5cmのすき間掃除が可能で、低いソファやベッド下も掃除できる。
2モデルの違いは本体カラーと付属品で、本体性能は同等。「VC-CL1600」の本体カラーは、グランレッドとピンクブロンズの2色。ふとん用ブラシ、丸ブラシ、すき間ノズルが付属する。「VC-CL600」の本体カラーはホワイト。すき間ノズルのみ付属。
12月の発売を予定しており、価格はオープンプライス。店頭予想価格は「VC-CL1600」が65,000円前後、「VC-CL600」が55,000円前後(いずれも税抜)。
アイロンとしても使えるスチーマーが便利
アイロンとしても使用できる衣類スチーマー。新形状のスチームラインを採用し、従来機種よりも素早く手軽に服のシワを伸ばせる点が特徴。コードレス衣類スチーマーの「TAS-X5」と、コード付き衣類スチーマーの「TAS-V5」の2モデルをラインナップ。
コードレス衣類スチーマー「TAS-X5」はスチームレバーと連動した独自のバルブ機構により、使用中の電源供給がなくてもスチームを出すことができるコードレスタイプ。かけ面に、すべりが良いニッケルコートを施し、セラミックコートのアイロンと比べて約40%の力でアイロンがけできるという。スタンドに置くだけで給電可能。アイロンとしても使えるほか、本体にプラグを接続することで、途中給電せずに連続使用が可能となる。
コード付き衣類スチーマー「TAS-V5」は、水タンク容量が前機種(TAS-X3)の2倍になり、1度の給水で約10分間の連続スチームが可能とする。最大45ml/分のスチームを噴霧する瞬間3倍ショット機能を備え、頑固なシワも伸ばせるという。「TAS-X5」と同様にニッケルコートを施している。
実際に試してみると、するすると服の上をすべる感覚が気持ちよかった。スチーマーとして使用すると、かけ面が広いため全体のシワを伸ばすのに時間はかからなかった。
発売済みの「TAS-X5」の本体カラーは、ゴールドとローズレッドの2色。11月発売予定の「TAS-V5」の本体カラーはローズゴールドホワイト、サテンゴールドブラックの2色。
価格はオープンプライス。店頭予想価格は「TAS-X5」が15,000円前後、「TAS-V5」が13,000円前後(いずれも税抜)。