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室外機ケアで冷房の効き目がアップ! 夏のエアコンの悩みを解決する3つのポイント

 三菱電機は、東京と大阪在住の女性624名を対象に、「夏のエアコンのお悩みに関する調査」を実施。調査の結果、約5人に1人がエアコンの効きの悪さを感じたことがあると回答した。

 この悩みの解決策としてよく知られているのはフィルターのお手入れだが、同社は「室外機のケア」も効果的だとしている。しかし、「1年以内にエアコン本体(フィルターや内部等)の掃除をした」人が77.4%だったのに対し、室外機を掃除している人はわずか16.2%にとどまったという。

夏のエアコンのお悩み調査の結果
約8割の人が室外機ケアをしていない

 この調査結果を踏まえ、同社は冷房効率アップのための3つの室外機ケア方法を紹介した。以下の3つの簡単なポイントを押さえるとエアコンの効きが良くなり、猛暑でも快適に過ごせるという。

室外機周辺のスペースを確保する

 室外機周辺の風通しが悪くなると、室外機から吹き出す温風がこもって吸込み口周辺の空気の温度が高くなり、冷房効率悪化につながるという。そのため室外機の周りに十分なスペースを空けて、空気がスムースに流れるようにしておく。

室外機周辺の風通しを良くする
室外機のファンの前に物を置かない

 正しく室外機が設置されていても、室外機のファンの前に物や植物等の障害物を置くと、室外機から吹き出す温風を再び吸い込んでしまい効率が下がるという。室外機のファンの前には物を置かないようにする。

ファンの前に障害物を置かない
直射日光が当たらないよう室外機に日除けを設置する

 直射日光で室外機周辺の空気が暖められると、吸込み温度が上がり冷房効率が落ちるという。そのため直射日光が当たらないように、室外機周辺に日除けなどを設置する。

日除けを設置して直射日光を遮る