アイロボット、ルンバと連携して床拭き掃除する「ブラーバジェットm6」

　アイロボットジャパンは、ルンバと連携するブラーバのフラッグシップモデル、床拭きロボット「ブラーバ ジェットm6」を7月26日に発売する。アイロボットストアでの価格は69,880円(税抜)。

床拭きロボット「ブラーバ ジェットm6」

　自動で床の拭き掃除をしてくれるロボット掃除機。水拭き(ウェットモード)/乾拭き(ドライモード)に対応し、ボタン1つで手軽に拭き掃除できる点が特徴。

　専用のクリーニングパッドを取り付けると、2つのモードからパッドに合った清掃モードが自動で選択される。ジェットスプレーで前面に水を吹きつけてから掃除。ベタベタした汚れやこびりつき汚れ、キッチンの油汚れを浮かせて綺麗に拭き取るとする。

ジェットスプレーで前面に水を吹きつけてから掃除し、ベタベタした汚れやこびりつき汚れ、キッチンの油汚れを浮かせて綺麗に拭き取る

部屋状況を学習して効率的な清掃を可能に

　ブラーバシリーズとして初めて、本体にカメラを搭載。部屋の状況を学習して、効率的な清掃を可能にする「iAdapt 3.0 ビジュアルローカリゼーション」に対応する。

　ルンバのフラグシップモデル「ルンバi7」シリーズにも搭載されている、「Imprintスマートマッピング」を採用。最大10の異なるフロアのマップ(間取り図)を作成し、最適なパターンで効率的に拭き掃除するという。

　最大10個の間取りを記憶。1階と2階の区別も可能なうえ、ブラーバが自身の位置を正確に把握しているため、各部屋に最適なパターンで清掃できるとする。

　また、部屋を「キッチン」や「リビング」など、それぞれの名前をつけて管理できるので、曜日ごとに清掃する部屋や時間を設定し、清掃スケジュールを自在にコントロール可能だとする。さらに、人るの部屋をアプリ上で区切り、特定エリアのみの清掃指示も行なえる。

部屋全体のマップを作成していき、部屋の状況を学習して記憶。部屋ごとに効率よく掃除していく

「ルンバi7」シリーズとシンクロして床掃除する

　新技術「Imprintリンク」を搭載。「ルンバi7」シリーズと一緒に使用すると、ロボット同士が連携。ルンバが清掃後にドックに帰還すると、「ブラーバ ジェットm6」が自動で起動し、指示を出すことなく掃除機掛けし始めるという。

　また、自動充電&自動再開機能を搭載。状況に応じて自動でホームベースに戻って、充電する。充電後には清掃を再開し、床をくまなくキレイにするという。

ルンバと連携して掃除する

自動充電と自動再開機能を搭載する

　なお同シリーズは初めてWi-Fiに対応。iRobot HOMEアプリを使うことで、各部屋に名前をつけたり、清掃スケジュールを設定したりできる。アプリでは、外出先からも清掃の開始指示も可能とする。

　Wi-Fiに対応したうえで、GoogleアシスタントやAmazon Alexaとの連携機能も搭載。音声での操作が可能になった。

　本体サイズは270×252×90mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約2.2kg。電源は充電式リチウムイオン電池で、充電時間は約3時間。最大稼働面積は60畳。ホームベース、ドリップトレイ、電源コード、ウェットパッド(2枚)、 ドライパッド(1枚)、洗濯可能ウェットパッド(1枚)、洗濯可能ドライパッド(1枚)、床用洗剤(2回分)が付属する。