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タイガー、泡でお米の旨味を閉じ込める炊飯器「土鍋ご泡火(ごほうび)炊き」の10万円モデル
2019年6月24日 12:27
タイガー魔法瓶は、お米を傷つけず旨味を守って炊き上げる「土鍋圧力IH炊飯ジャー<炊きたて> JPH-B102」を発売した。価格はオープンプライス。店頭予想価格は10万円前後(税抜)。
5.5合炊きの圧力IH炊飯器の上位モデル。フラグシップモデルのJPH-Aが内なべに四度焼きした「プレミアム本土鍋」を採用しているのに対し、本機では三度焼きした「本土鍋」を備えている。このほか、「遠赤土鍋プレート」などの採用により、最高温度250℃の高火力をお米に伝え、土鍋の遠赤効果による輻射熱でお米の一粒ひと粒を芯からじっくり加熱するとしている。
また沸騰の際に、土鍋が生み出す、力強くこまやかな泡立ちがお米をやさしく包み、お米の表面を傷つけにくく、旨味成分であるデンプンを閉じ込めて、もっちりとした食感に炊き上げる「土鍋ご泡火(ほうび)炊き 」を搭載。土鍋には新たにフッ素コーティングを施し、従来品よりも高温で加熱可能となり、より強い泡立ちでお米の粘りと甘みを引き出すという。
このほか、炊きあげ時に1.25気圧の圧力をかけてねばりともちもちした弾力を引き出す。さらに、炊きあげ後に1.05気圧まで減圧。高温で蒸らすことで、ごはん粒を炊きしめ、べたつきを抑えたごはんに仕上げるとしている。
白米の火かげんは「弱/中/強」で設定可能。火かげんを強くするほど濃くおこげがつく。
炊飯メニューとして、「押麦(1割)/押麦(3割)/もち麦(1割)/もち麦(3割)/雑穀米/炊き込み/おこわ/おかゆ(全がゆ)/おかゆ(全がゆ・具を入れたとき)/おかゆ(五分がゆ)/麦がゆ/麦がゆ・具を入れたとき/玄米」などを備える。
メーカー保証は本体が1年、内なべ割れは3年、内なべ内面フッ素加工は3年。本体サイズは約261×325×220mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約6.6kg。最大消費電力は1,075W。カラーはワインブラック。フラットな背面で、カウンターキッチンに置いても美しく見える「360°デザイン」を採用。