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山善、10年間放置後も充電して使える、手回し充電テレビとラジオ2機種

 山善は、同社のAV機器オリジナルブランド「Qriom(キュリオム)」から、コンデンサー充電池搭載で10年間保管後も充電できる「手回し充電テレビ+ラジオ YTM-RTV200」と、「手回し充電ラジオ YTM-R100」を3月中旬より順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に12,000円前後、6,500円前後(ともに税込)。

「手回し充電テレビ+ラジオ YTM-RTV200」
「手回し充電ラジオ YTM-R100」

 コンデンサー充電池搭載により、10年間放っておいても手回し充電ができる携帯テレビとラジオ。コンデンサー充電池は、ニッケル水素やリチウム充電池と比べて長期保管に強く、長期保管後でも手回し充電をすれば使用可能。本体のハンドルを回すことで充電できるので、電池が切れていたり電源が確保できない災害時などにも活躍するという。

 また手回し充電のほか、AC電源、モバイルバッテリー、乾電池でも給電できる。YTM-RTV200は単三形乾電池3本、YTM-R100は単三形乾電池2本を使用。YTM-RTV200にはACアダプターも付属する。

 テレビはワンセグに対応しており、音声のみを聴くことも可能とする。ラジオはAM/FMが切り替えられ、AM放送が聴きにくい地域でも、FM補完放送によりAM放送が聴けるワイドFMにも対応しているという。

 さらにUSB端子を備え、スマートフォンの充電も可能。このほか停電時などに役立つLEDライト、自身の居場所を知らせるサイレン機能、ほこりや水の飛沫などから内部を保護する防塵・防水機能(IP57相当)も備える。

 本体サイズと重量は、YTM-RTV200が約143×40×85mm(幅×奥行き×高さ)、約300g。YTM-R100が約130×40×76mm(同)、約220g。いずれも出力充電端子はUSB Aタイプ(スマートフォン/携帯電話機用)、入力充電端子はUSB micro Bタイプ(モバイルバッテリー用)。

コンデンサー充電池搭載で、10年間放っておいた後でも手回し充電ができる
LEDライトを搭載。そのほかUSB端子などを備え、スマートフォンの充電も可能