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日立CMと日立AP、4月1日合併後の社名は「日立グローバルライフソリューションズ」に

 日立製作所は、2018年10月1日に発表していた日立コンシューマ・マーケティングと日立アプライアンスの合併について、合併後の社名と代表者を発表した。

 合併後の社名は、「日立グローバルライフソリューションズ株式会社」。全世界1万人以上の従業員による投票で決定したという。「ヒューマン・ライフ」分野において、人々の安心・安全・快適な暮らしを支えるソリューションをグローバルに提供するという従業員の強い想いが込められているとしている。

 代表者は、谷口 潤氏。1972年生まれの46歳で、1995年4月に日立製作所入社。社会イノベーション・プロジェクト本部 グローバルプロジェクト本部 医薬・食品システム部 部長や、サービス&プラットフォームビジネスユニット 制御プラットフォーム統括本部 情報制御第三本部 本部長などを歴任。

 同氏は、代表就任にあたり「社会イノベーション事業を推進する日立グループにおいて、製造業のお客様向けにインダストリアルIoT(産業IoT)を立ち上げ、成果を挙げてきた経験・知見を活かしていくことになります。

 今後は、コネクテッド家電をはじめとする家電や、空調機器のパフォーマンスを上げるとともに、ユーザーデータなどを活用して従来にないソリューション・サービスを牽引していくミッションを担います。

 また、ヘルスケア・製薬・医療機器分野における事業経験も長く、当社が強化しようとしている空調ソリューションを用いた再生医療分野についてもその知見を活かしてまいります」とコメントしている。

 合併後の会社概要(予定)は、以下の通り。
 ・事業内容:家電品、空調機器、設備機器等の販売及びエンジニアリング・保守サービスの提供、デジタル技術を活用したプロダクト・ソリューションの提供
 ・資本金:200億円
 ・従業員数:約11,300名(連結)
 ・大株主と持株比率 株式会社日立製作所 100%

新会社で代表に就任する谷口 潤氏は、1972年生まれの46歳だという