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東芝ライフスタイル・石渡 敏郎会長が退任、新会長はMideaグループ 副社長の王 建国氏

 東芝ライフスタイルは、2019年1月1日付けで、取締役会長を交代すると発表した。

 現取締役会長の石渡 敏郎氏は、同社 取締役社長として2010年6月から2018年3月までの約8年間、2018年4月以降は非常勤の取締役会長を務めた。同氏は2018年12月31日付けで取締役会長を退任し、2019年1月1日付けで、王 建国(ウァン ジェングォー)氏が非常勤の取締役会長に就任する。

現取締役会長の石渡 敏郎氏
新取締役会長の王 建国(ウァン ジェングォー)氏

 この取締役会長の交代は、2019年がMidea(マイディア)グループ参画3年目となることから、グループへの融合や業務プロセスの最適化推進に、一定の目処がついたためだという。

 王 建国氏は、1976年12月1日生まれで、Mideaグループでは、様々な部門の責任者を歴任後、2008年に冷蔵庫事業部長に就任。2017年12月には、Mideaグループ 副社長に就任し、東芝ライフスタイルグループ及びMideaグループ国際事業を統括してきた。また2018年2月には、東芝ライフスタイル 取締役(非常勤)を兼任している。

 同社では、新体制の下で変革意識を持ちながら、市場環境の変化へ迅速に対応することで、さらなる成長を目指すとしている。