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パナソニック、赤外線リモコンとGoogleアシスタントを搭載したスマートスピーカー
2019年1月23日 14:04
パナソニックは、赤外線リモコンとGoogleアシスタントを搭載したスマートスピーカー「コエリモ SC-GA1」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は25,000円前後(税抜)。
赤外線リモコンとGoogleアシスタントを搭載したスマートスピーカー。宅内の無線LANに接続することで、音声でテレビ、エアコン、照明機器を操作できるほか、スマートスピーカーとして、天気やニュースなどの情報取得、タイマーや音楽再生を利用できる。
同社が2018年5月に発売したGoogleアシスタント搭載のスマートスピーカー「ワイヤレススピーカーシステム SC-GA10」が高音質を追求したモデルであるのに対し、本機は赤外線リモコンを含めたオールインワンタイプを手軽に使いたい人向けだという。
赤外線リモコン機能では、テレビ、エアコン、照明機器の操作に対応。対応メーカーについては、テレビがパナソニック、ソニー、シャープ、東芝、エアコンがパナソニック、コロナ、ダイキン、日立、三菱電機、照明がパナソニックとしており、学習型ではなくプリセットの中から選択する。
対応する機器の一覧が公開されているが、業務用やビルトイン機器には非対応。対応する機器やメーカーは、ユーザーの声を聞きながら広げるとしており、2019年夏以降に順次アップデート予定だという。
赤外線リモコンで使用する機器は、最大8台まで登録でき、専用のスマートフォンアプリを使って設定する。複数機器の一括操作にも対応するが、安全面を考慮しエアコンについては一括操作に非対応。
Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカーとして、赤外線リモコンに登録した機器を音声操作できるほか、天気やニュースなどの情報取得、タイマーや音楽再生を利用可能。
また同社製の「LINK STYLE LED」ライトのうち、2018年2月発売の2機種、2019年2月発売の4機種と連携し、暮らしのシーンに合わせた空間演出ができる「光と音の一括操作」を行なえる。他の「LINK STYLE LED」ライトでは、光の操作が可能だとしている。
例えば、音声で「OK Google, くつろぎを開始して」と話しかけると、シーンに合った光と音が天井から降り注ぐ。本機能を利用するには、「LINK STYLE LED」ライトのBluetooth送信機「ワイヤレス送信機」を本機へ接続し、かつ、専用スマートフォンアプリ「Panasonic Music Control」「あかリモ」が必要。
本体サイズは、100×54×100mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約370kg。実用最大出力は5W。Bluetooth4.2、Wi-Fiは2.4/5GHzに対応する。