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好みのビールを最適なタイミングで届けてくれるIoT冷蔵庫
2019年1月7日 14:45
Shiftall(シフトール)は、スマートフォンアプリと専用冷蔵庫を組み合わせて、好きなビールを最適なタイミングで自宅やオフィスへ届けるサービス「DrinkShift(ドリンクシフト)」を開発したと発表。2019年にサービスを開始する予定。
同サービスは、1月8日からラスベガスで開催される「CES 2019」の会場にて実機が展示されるという。
ドリンクシフトは、専用冷蔵庫内のビール残数や、ユーザーがビールを飲むペースから自動で判断し、好きなビールを最適なタイミングで自宅やオフィスへ届けるサービス。専用冷蔵庫は、クラウド(サーバー)へ、ビールの消費ペースなどをリアルタイムで送信する。
まずユーザーは、専用のスマートフォンアプリで好きな銘柄を1本単位で組み合わせたビール・セットを設定する。ビールが届いたら専用冷蔵庫に収納して、好きなタイミングで飲んでいけばよいという。
あとは、専用冷蔵庫とサーバー側アプリケーションが連動し、配送日数や消費ペース、残数から“ビールを切らすことがないタイミング”を計算し、自動で追加のビール・セットを発送するという。
なお選択できるビールは、国内外のクラフトビールを中心とした多数の銘柄を取り揃える予定だとする。初回以降に配送されるビールのラインナップは、アプリから随時変更してアプリ上で自分だけのビール・セットを作っていける。さらに個人の消費傾向を分析し、ユーザーごとに異なるセットをおすすめして提供することも予定しているという。
専用冷蔵庫の本体サイズは315×434×783mm(幅×奥行き×高さ)。内容量は計14本。電源はAC100V(50Hz/60Hz)。ペルチェ冷却方式を採用。温度調節範囲は5℃〜10℃(周囲温度25℃時)。