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水と塩を入れるだけで電気を発生させられる、LEDランタン付きスマホ充電器「マグネ充電器」

 STAYERホールディングスは、水と塩を入れるだけで電気を発生させられるLEDランタン付きスマホ充電器「マグネ充電器」を11月27日に発売した。価格はオープンプライス。実売価格は11,500円(税込)。ショッピングサイト「APPBELL」で販売される。

LEDランタン付きスマホ充電器「マグネ充電器」

 水と塩を入れるだけで電気を発生させられる、LEDランタン付きのスマホ充電器。購入時のセットでは4回の発電が可能で、発電量は1回あたり35,000mAh、総発電量は140,000mAh。有事の際には、推奨濃度の塩水よりも発電量は落ちるものの、海水や尿などでの発電も可能だとしている。

 本体内には、マイナス極としてマグネシウム棒が、プラス極として炭素がセットされており、マグネシウム棒が溶け出しながら電気が発生する仕組み。マグネシウム棒は消耗品のため、2回発電分が2,890円(税込)で別売される。

 本体へ、塩を30g、水を360ml注入すれば、発電が開始される。本体には、塩を15g計量できるくぼみが設置されているので便利。発電電圧はDC 4.5~5.4V、電流は200~500mA。蓄電機能はないため、発電開始と同時に電気を消費する必要がある。

 付属のライトは、懐中電灯用LED2灯と、ランタン用LED12灯を搭載。懐中電灯は利用時は70lm/130lm、ランタン利用時は100lmの明るさで、マグネシウム棒4本の消費で96時間以上の利用が可能だとしている。取っ手とストラップフックを備えるため、吊り下げ利用や持ち運びにもしやすいという。

 災害対応品として、未開封状態では10年以上の保存が可能だという。

 本体サイズは、86×206.5mm(直径×高さ)で、重量は約415g。IPX6の防水も備える。マグネシウム棒4本、15gの塩入り袋8個が同梱される。

本体のほか、マグネシウム棒4本、15gの塩入り袋8個が同梱される(マグネシウム棒は1袋に2本入り)
懐中電灯を点灯
ランタンを点灯