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水と塩を入れるとスマホを充電「マグネ充電器」ラジオも聞ける
2021年9月29日 11:05
STAYERホールディングスは、水と塩を入れるだけで電気を発生させられるLEDランタン付きスマホ充電器「マグネ充電器」に、新たにラジオ機能を搭載した「マグネ充電器PLUSラジオ」を11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,800円前後。
10月17日までの期間はCAMPFIREで先行予約販売を行なっており、およそ30%オフの11,000円で購入できる。商品は11月に到着予定。
水と塩を入れるだけで発電する「マグネ充電器」に、ラジオ機能を搭載した後継機。乾電池や内蔵バッテリーを一切使用せず、水を加えて本体内部で発電した電力を、LEDランタン/懐中電灯/スマートフォン充電/ラジオの各機能で使用できる。
本体内にはマイナス極としてマグネシウム棒が、プラス極として炭素がセットされており、水を入れるとマグネシウム棒が溶け出しながら電気が発生する仕組み。
本体にはマグネシウム棒4本が同梱し、4回の発電が可能。毎日スマートフォンのフル充電1回とライト8時間点灯をして、約6日間使用できるという。マグネシウム棒は消耗品のため別売で用意されている。
今回新たにFMラジオ機能を搭載したことで、乾電池や充電設備の限られる災害時でも、水さえあれば災害情報や避難情報を得られるようになったという。ワイドFM(FM補完放送)の受信にも対応し、FM放送の周波数で放送されているAM放送も聴取できる。マグネシウム棒1本をラジオ機能に使用した場合、約160時間の聴取が可能。
ラジオ用として天面部に液晶画面と出力1Wのスピーカーを搭載。また避難所などでも周囲の迷惑にならないよう、充電用USB Type-A出力ポートの横に3.5mm用イヤホンジャックが新たに追加された。
本体サイズは86×212mm(直径×高さ)。重さは約580g(注水前)/約940g(注水後)。周囲灯(ランタン)の明るさは100lm。前照灯(懐中電灯)の明るさは130lm/70lm。防水性能はIPX6。マグネシウム棒4本、塩入り袋8袋が付属する。