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パイオニア、知り合いからの着信のみ受け付ける"迷惑電話対策"の「デジタルコードレス電話機」

 オンキヨー&パイオニアは、電話帳に登録済みの相手からの着信のみを受け付ける"知り合い専用機能"を搭載した「デジタルコードレス留守番電話機 SA36シリーズ」を、パイオニアブランドより11月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、2台付きの「TF-SA36W」が18,000円前後、子機1台付きの「TF-SA36S」が11,000円前後(ともに税抜)。

「デジタルコードレス留守番電話機 TF-SA36W」ブラウン

 同社が自宅に電話を掛けてくる相手について行なったアンケートによれば、57%は家族や親戚などの知り合いが占めるものの、28%は勧誘などの迷惑電話であったという。この結果を受け、迷惑電話のない穏やかな暮らしを目指して、ボタン1つで電話帳に登録した相手からのみの着信にできる「知り合い専用」機能を搭載したという。知り合い専用機能の利用により、振り込め詐欺も未然に防げるとしている。

 「知り合い専用」機能利用時は、電話帳未登録の番号からの着信があると「申し訳ありませんが、こちらの都合により電話をおつなぎすることができません」というメッセージを流したあと電話を自動で切るという。また、電話にでると通話を自動録音する「おまかせガード」機能や、受話器を取る前に相手の名前を尋ねるメッセージを流して音声確認できる「まかせて応答」機能も搭載。

「知り合い専用」はボタン1つで利用できる

 着信番号の戦闘が、0120や0800の場合には、呼び出し音を鳴らさずにメッセージで対応後に自動で電話を切る「0120/0800ガード」機能や、あらかじめ登録した特定番号での着信時に、自動で電話を切る「特定番号ガード」機能を利用可能。

 搭載する「はっきり大音量」ボタンは、補聴器や集音器を製造する同社のノウハウを活かし、音量が大きくなるだけでなく、聞き取りにくい高音を強調できるという。

 このほか、ナンバーディスプレイ、子機間通話機能、親機2件・子機3件のワンタッチダイヤル、子機のハンズフリー通話機能などを搭載する。停電時には親機での通話が可能。

 親機は、本体サイズが162×181×69×mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約550g、消費電力は約1.3W/3.9W(待機時/最大)。子機は、本体サイズが48×180×31mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約150g。消費電力は約0.8W(充電時)。子機連続通話/連続待受/充電所要時間は、約8/150/10時間。いずれもカラー展開は、ホワイト、ブラウンの2色。

「デジタルコードレス留守番電話機 TF-SA36W」ホワイト
「デジタルコードレス留守番電話機 TF-SA36S」ブラウン
「デジタルコードレス留守番電話機 TF-SA36S」ホワイト