ニュース

パイオニア、補聴器のノウハウを活かし相手の声が聞き取りやすい、迷惑電話防止機能付きデジタル留守番電話

 オンキヨー&パイオニアは、パイオニアブランドから、補聴器のノウハウを活かした、迷惑電話対策機能を強化したデジタルコードレス留守番電話機「SE16シリーズ」を8月上旬に発売する。留守番電話機と子機のセットで子機の台数は1/2/3台がある。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,000~23,000円前後(税抜)。

SE16シリーズの子機1台タイプ「TF-SE16S」

 迷惑電話防止機能を強化したデジタルコードレス留守番電話。大きくて見やすいボタンや長時間持っても疲れにくい受話器など、電話機としての使いやすさを追求したという。本機では、補聴器や集音器の開発ノウハウを活かし、ボタンを押すだけで、相手の声を大きく聞き取りやすくする「はっきり大音量」機能を追加搭載。加齢による聞き取りにくさを改善するという。

 迷惑電話対策機能としては、300件の着信拒否番号が登録できるほか、非通知・表示圏外・公衆電話・0120番・0800番からの着信では、呼び出し音を鳴らさずにメッセージで対応し、自動的に電話を切ることができる。また50件の着信履歴が表示可能。

 その他の機能としては、ワンタッチダイヤルが5件、短縮ダイヤルが10件登録可能なほか、子機の一斉呼び出しや、複数台の子機があれば子機間通話にも対応する。

 本体サイズは、親機が202×209×70mm、子機が48×31×180(ともに幅×奥行き×高さ)で、重量は順に約700g、150g。消費電力は最大/待機時で、親機が3.5/1.0、子機充電時が0.8W。連続通話時間は約8時間、連続待ち受けは約150時間、充電所要時間は約10時間。

 本機と同時に、「はっきり大音量」が省略され、ワンタッチダイヤルが3件の「SA16シリーズ」も発売される。こちらも留守番電話機と子機のセットで子機の台数は1/2/3台があり、価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8,000~21,000円前後。

相手の声を大きく聞き取りやすくする「はっきり大音量」ボタン
SA16シリーズの子機1台タイプ「TF-SA16S」