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利用経験のあるスマート家電、ロボット掃除機はランクインせず、 ~スマートホーム関連製品調査
2018年10月22日 13:48
MMDLabo内のMMD研究所は、「スマートホーム関連製品に関する調査」を15~69歳の男女5,000人に対して行ない、結果を発表した。調査では、「スマートスピーカー」「Wi-Fi搭載の家電(以下、Wi-Fi家電)」「自家用車に搭載している機械やネットワーク通信(以下、自動車機器)」「テレビとモバイル端末やPCをつなぐミラーリング機(以下、ミラーリング機)」の4つの製品について、認知度や利用状況を尋ねている。
調査の内容は、製品の認知度や利用状況に関するもので、全体でも約5割以上認知度があるという結果となった。
認知は半数以上あれど、利用経験者は各機器で1割以下
各機器の利用状況を「利用経験あり」「利用検討」「認知」「全く知らない」の4分類で見ると、認知の回答合計は、「スマートスピーカー」で66.8%、「Wi-Fi家電」で63.5%、「自動車機器」で56.8%、「ミラーリング機」で47.4%となり、全体的に約5割以上の認知があることが分かる。
しかしながら実際の利用経験となると、どの機器でも1割以下という結果に。さらに、もっとも認知度の高い「スマートスピーカー」の利用経験が、4.2%で最も低い。
年代別の認知度は、低いものでも34.3%、高いもので61.3%
4つの機器全てにおいて、もっとも認知度が低かったのは10代で、もっとも認知度が高かった年代は40代50代という結果になった。また認知度の低い10代でも、3割以上の認知度があり、認知自体はそれなりに進んでいることが分かる。
各機器のうち、最も認知度が高かったのは「スマートスピーカー」で、認知度の低い10代でも49.4%、高い50代では62.7%となった。次いで認知度が高かったのは「Wi-Fi家電」で、認知度の低い10代では42.6%、最も高い50代では59.7%。認知度のもっとも低かった「ミラーリング機」は、認知度の低い10代では34.3%、最も高い40代では42.5%となった。
各機器の利用経験は、男性が高い
各機器の利用経験について、男女別にみると、どの機器でも男性の方が利用経験者が多い結果となった。男女差について、もっとも差が大きかったのは「自動車機器」で3.7ポイント、もっとも差が小さかったのが「Wi-Fi家電」で1.2%だった。